2011年11月29日火曜日

日永うちわ展

美術&工芸&デザイン学科展示
11月29日[火]〜12月3日[土]
11:00 〜 17:00
※ただし最終日の12月3日(土)は14:00まで
体育館ギャラリー

『日永うちわとは』

江戸時代、東海道日永の宿で、農家の人々が農閑期に作り始めた「日永うちわ」。
300年以上の長い歴史があるといわれ、お伊勢詣りの土産物の一つとして、好評を得ていました。お伊勢詣りの途中、気に入った絵柄を注文して、帰り道に再び立ち寄り、出来上がった日永うちわを持ち帰ったそうです。
江戸時代、東海道に沿った日永宿(現在の四日市市日永)は交通量も多く、伊勢参宮客の夏場の土産物として、相当古くからあり、全国的に有名でした。
しかし明治中期の関西線の開通と時世の流れで旅人の通行が減り、現在では「稲藤」一軒となりました。

今回、伝統を守りながらも様々なうちわをつくり続けている株式会社稲藤さんからの依頼を受けて、大阪芸術大学の学生たち三重の伝統・日永うちわの新たな可能性を探ります。



版画コースの学生・スタッフ22名が出品しています。
宜しくお願い致します。

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