2013年4月30日火曜日

みんな、雁皮刷り、しよう。

はじめまして!
時々自動ドアの前に立っても開かない富田です。
人と認知されていないのでしょうか。
悲しいです。
そんなことはさておき。


引き続きソフトグランドとシュガーアクアチント
2枚並行して制作しています!


制作期間が4日しか設けられていないので、みんな版にかじりつくように制作してます


今回は雁皮(がんぴ)刷りという技法を使って刷ります!
雁皮とは、和紙の一種なのですがとても薄く高級な紙で、この紙を使うことにより細かい線まで綺麗に刷れるのです!


薄い雁皮に直接刷ることはできないので、ハーネミューレなどの紙にくっつけます。
インクを詰めた銅版に、水で湿らせた雁皮を乗せて、刷毛で糊をつけていきます。
刷る行程で、雁皮をハーネミューレにくっつける作業をプレス機で同時に行うのです!

うまく刷れたでしょうか?
制作期間もあと1日となりましたが、がんばってまいりましょう!


版画コース2回生の富田

2013年4月27日土曜日

梱包戦士、プチプチさん

はじめまして!
好きな食べ物はエビフライとモンブランです小林未佳です。


シュガーアクアチントとソフトグランドを使った制作。
課題説明から提出まで4日間!


短期間に二種類の課題提出なのでいつも以上にみんな真剣です。


副手の松本さんにシュガーアクアチントの説明を受けました。


実習が進むにつれて、広がる広がる表現法。


刷毛を使って丁寧に剥がします。


こちらはソフトグランド
葉っぱやレースを使ってグランドに型をとります。


わたしはプチプチを使いました!
プレス機でプチプチを潰す、いつかの夢にみた試み!


だがしかし、流石は梱包戦士プチプチさん、なかなか全部潰れてくれません。
何度もプレス、確認、プレス、確認、、、。
し続けた結果がこちら!
これからアクアチントでトーンをつけていきます。

版画実習は楽しくて楽しくて時間が経つのがほんとに速い。
まだまだいっぱい実験してゆきます!
ファーイッ!!!!!!!


版画コース2回生の小林

2013年4月26日金曜日

甘くて柔らかい

こんにちは。
春でもずっとマフラーを巻いています。
一作目の提出を無事に終わらせ、次はソフトグランドシュガーアクアチントといった技法を使って制作をしていきます!
名前がちょっと美味しそう


まずは銅板を半分に裁断していきます。


なかなか同じ大きさに裁断できず、悪戦苦闘


そして、安井先生からソフトグランドの説明です。


触ると指紋の後がついてしまうので、注意が必要だそうです。


もう1枚、シュガーアクアチントを使う版にハードグランドを塗るのを忘れずに


グランド順番待ちの間、エスキース。
次はどんな作品をつくろうか、イメージがどんどん膨らんでいきます!



版画コース2回生

2013年4月24日水曜日

アクアチント完結

銅版あ~ん。


最近、銅版に塗ってあるグランドの匂いが美味しそうでしょうがない延生です。
この日は二回生になって初めての作品の提出日でした。


皆さん、必死に作業を進めております。
気持ち的にも焦っていました。
今までは画用紙での試し刷りをしていましたが、提出期限日ですから本刷りといって、画用紙ではなく、ハーネミューレという版画用紙に刷ります。


ハーネミューレは買ったとき、とても大きなサイズだったので先生がカッティングの仕方を教えてくれています。


今日は提出日、やはりみんな追い込まれていますので遅くまで作業していました。


手を真っ黒にし、服を汚し、すべては綺麗に作品を仕上げるため!
そして出来上がった作品がコチラ。




綺麗!ステキ!
みんな作品に個性が溢れていました。
そして私の作品はコチラです。



舞子さんです。
髪飾りと着物の模様がステキに刷れたんじゃないかと思いました! 
次はまた新しい技法を使って銅版です!
楽しみだー!

版画コース2回生の延生

2013年4月23日火曜日

太陽を救え

新年度の授業も早一週間が経ちました。
ものすごく暑い日もあれば、まだまだ寒い日もあり安定しない気温が続きますが、版画コースの2年生はやっと落ち着いてきた気がします。


凄く楽しそうです。


真剣そうにみえます。


この日はやっとアクアチントという技法の本番に挑戦しました。
というのも前回の松脂を加熱するのに時間がかかり、腐食させて明暗をつけるところまでいかなかったからです。


腐食液につける時間のアドバイスをいただきます。
というのも腐食液は気温で腐食する時間が変わってくるらしいからです。


しかしこのタイミングというものは、やはり経験をつまないと分からないものなので、私たちはあくまで目安の時間で実行することになりました。
各々のイメージに近い明暗をつけるため必死です。


アクアチントがどのような出来になったか試し刷りをしながら完成へ近づけていきます。
次の授業がアクアチントの技法は最後です。
皆の作品がどのように仕上がったのか楽しみです。


版画コース2回生の家村

2013年4月19日金曜日

春が過ぎ…

桜もすっかり葉が混じる時期となりましたね。
はじめまして!今年から二回生版画コースに入った者です。
イニシャルとあわせて版画コース2回生のARケーキと名乗らせてもらいます!
今回は銅版はじまって二回目の授業、全員ラインエッチングが終わったとこからのスタートです。


まずは先生から刷りの説明。
一回生のときに習ったインクの拭き取り方と違い驚きました。
同じ版種でも刷る人によって技法も少し変わるんですね。


説明をうけての試し刷り、みんな真剣です。


課題作品の他にも小さめの銅版を使って個人制作。
副手の松本さんにいろいろ教えてもらいます。


試し刷りを見て確認、そして描き足してさらに腐食です。


アクアチントの説明をうけます。
箱大きい!(*^O^*)


松脂をかけて加熱!
けっこう時間かかりました。


松脂が溶けているのを確認。
早くやりこんで感覚でできるようになったらいいなぁ。
アクアチントの技法も覚え、いよいよというところで授業終了。orz
次から課題提出にむけていよいよスパートをかけていきます。
ではこのへんでまた今度~。

版画コース2回生のARケーキ

2013年4月18日木曜日

銅板2日目、3日目

初めまして!
花粉症で春は常マスクマンの浅原です。
今年2回生は全員で9人!
少人数ですががんばっていきます。
あと2回のクラスは珍しい苗字が多いです。


銅板2日目は、山本先生から腐食液の説明を受け、初めてトレスしました。


プレス機がすごく綺麗に使われていて、普段の使い方の丁寧さがわかりました。


銅版を腐食してる間は、次の作品のエスキースを考えたり、山本先生にもらった小さい銅版で違う作品を作ったりしました。


みんな作品が完成する気がしないと言っていましたが。。。


「時間をかけるだけいいものが出来る」と、副手の業天さんもおっしゃっていたので妥協せずコツコツやっていきたいと思います!!

版画コース2回生の浅原

2013年4月17日水曜日

《ワタシ》と《セカイ》 現代の絵画と映像 ~視覚表現の旗手たち~


《ワタシ》と《セカイ》
現代の絵画と映像 ~視覚表現の旗手たち~

2013年4月17日[水]~ 4月23日[火]
日~木曜日 10:00-20:00
金・土曜日 10:00-21:00
※催し最終日は午後6時終了
入場:無料

阪急うめだ本店
〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8番7号  
TEL 06-6361-1381(代表)

http://www.pakupakuan.jp/event/watashitosekai.html


関西随一の見せ場・阪急うめだ本店にて、アートディレクター・石橋圭吾がお届けする企画第二弾。次世代のアーティストとして期待される絵画・映像系の作家が集結し、現代の世相と自らの立脚点をバリエーション豊かに炙り出す。neutron時代を代表する顔ぶれに加えて新しく中屋敷智生・藤本絢子の二名が参戦。

【出展作家】(五十音順)
いちかわともこ(絵画、立体、絵本、小品)
入谷葉子(絵画 / 版画)
大槻香奈(絵画、立体)
衣川泰典(絵画 / コラージュ)
中比良真子(絵画)
中屋敷智生(絵画、立体)
橋本佳代子(絵画)
林勇気(映像)
藤本絢子(絵画)
冬耳(絵画)
三尾あすか&三尾あづち(絵画、立体)

□ 会期中に下記日時において、出展作家による公開制作を行います。ふるってお集り下さい。
・17日(水)・18日(木)大槻 香奈  午前11時~午後1時 / 午後3時~午後5時 / 午後6時~午後7時30分
・19日(金)三尾 あすか & 三尾 あづち 午後2時~午後4時 / 午後5時~午後7時
・20日(土)・21日(日)いちかわ ともこ 午前11時~午後1時 / 午後5時~午後7時
・22日(月)冬耳 午前11時~午後1時 / 午後3時~午後5時 / 午後6時~午後7時30分
・23日(火)入谷 葉子 午前11時~午後1時 / 午後3時~午後5時

◆ コ ン セ プ ト 
社会・文化人類学において「セカイ」系という言葉が出来て久しい。
私達の世界観はファミコンの誕生からRPG(ロールプレイングゲーム)を経て、小説や漫画・アニメを通じ私的な地図を描くことを許され、仮想空間であったはずのインターネット/SNSはそれそのものが「現実」としての世界を構築する要素となり、私達はそれを構成する一員となった。
既に世界は実際の地理的・物理的大きさを超えて手の届く「セカイ」へと変貌し、私達は匿名とアバターによって分身可能な「ワタシ」を誕生させた。
確固たる指針を持てず、理想を追求出来ずにさまよう現実の世界を見ながら、若き作家達は「私」と「ワタシ」、「世界」と「セカイ」を行き来しながら、希望を捨てずにこの時代を生き、表現を通じて同世代の人々へと熱いメッセージを届けるだろう。
彼らが見るビジョンは、私達にも見る事が許される夢であり、現実と隣り合わせの「セカイ」の有り様である。
[アートディレクター:石橋圭吾(有限会社ニュートロン)]

2000年度 シルクスクリーンゼミ卒業、入谷葉子さんの参加する展覧会情報です。
お近くにお寄りの際は宜しくお願い致します。

河原崎里佳子展 -アカネ-


河原崎里佳子 展 
-アカネ-

2013年4月16日[火]〜4月21日[日]
12:00-19:00(最終日17:00まで)
http://keifu.blog86.fc2.com/

夕日を見て思い出すものがあります。色が移って、流れていく雲。
過ぎていく季節の中に、わたしたちは立ち止まって想い出すことがある。
時々泣きそうになるけれど、そんな気持ちもいつか忘れてしまうでしょう。
だから、そっと花を添えるだけ。「哀愁」のある色を写していきたいと思っています。
(河原崎理佳子)

2010年版画コース、シルクスクリーンゼミ卒の河原崎里佳子さんの展覧会情報です。
お近くにお寄りの際は宜しくお願い致します。

2013年4月16日火曜日

宮本承司 木版画展


宮本承司 木版画展

2013年4月17日[水]〜5月6日[月・祝]
12:00-19:00(月・火曜日休廊, 5/6除く)
※オープニングレセプション:初日18:00〜19:30
http://galleryjin.com/

 お寿司や果物等のモチーフへのこだわり、ユーモアあふれる造形、版の重なりによる奥行きや透明感など、宮本作品が持つ魅力に、多くの版画ファンの支持を集めて来ました。Gallery Jin Esprit+ での3回目の個展となる本展では、水性木版による新作およそ13点を展示予定です。

「近頃は、日ごとに変化する季節を肌で感じながら、なんだか気になるものを木版画にしています。」
(宮本承司)

2010年版画コース木版ゼミ卒業の宮本承司さんの展覧会情報です。
宜しくお願い致します。

2013年4月4日木曜日

安井寿磨子展 - 至上の森 -

第19回 New works 手彩色銅版画・オブジェ

安井寿磨子 展

- 至上の森 -
2013年4月4日[木]〜4月13日[土]
11:00-18:30 会期中無休
会期中作家在廊致しております

http://www16.plala.or.jp/petit-bois/top.html

版画コース2回生担当の安井寿磨子先生の展覧会情報です。
宜しくお願い致します。

2013年4月1日月曜日

卒業生たちから、先生方、後輩たちへのメッセージ

3月22日。
卒業生たちが版画コースから巣立ちました。



各版種の卒業生たちから、先生方、後輩たちへのメッセージが届いています。



シルクの松岡です。
謝恩会にご参加頂いた方々、ありがとうございました。(*^_^*)
卒業式が終わってから、毎日の様に大学の事を思い出します。
リトとシルクの教室の机は大抵散らかってた。(笑)
みたいな些細なこと、辛かったこと、楽しかったことはもちろん、何もかもが今となっては大切な思い出です。
卒業してからも、先生方、副手さん、先輩、後輩、大芸とまだまだ繋がっていたいので、版画コースブログ毎日チェックするし、SNSやメールでも絡んでやって下さい。(*^^*)
版画コースのみなさん、本当にお世話になりました。
これからお仕事頑張ります。

シルクスクリーン 松岡奈月美





長い間お世話になりました!
皆さんのおかげで楽しい事も辛い事を経験して大きく成長する事ができました。
同じ時間を過ごせた事はずっと忘れません!!
またいつか会える時までお元気でいて下さい!
頑張りましょ--------------!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

木版画 金田直也




他の場所では決してできないようなことを版画コースで体験させていただきました!
制作も、行事も、日常の小さな出来事も、すべて大切な思い出です。
版画コースにきてよかったです!
本当にありがとうございました。
お世話になりました。
次の2~4回生のみなさん、毎日を大切に、制作がんばってください^^!

リトグラフ 戸梶舞




先日の謝恩会お疲れ様でした。
銅版の馬屋原です。
ご参加くださった先生方、3回生の方本当にありがとうございます。
特別な時間を過ごせたように思います。
あっという間の4年間で、もうすぐ仕事も始まるのにまだ卒業した実感がありません(笑)
それくらい大芸にいた時間は自分にとって特別で、楽しくて、心に残る時間だったんだなと思います。
善さんのおっしゃられた通り、実習室がもう恋しいです。
そんな時間を与えてくれた先生方、同級生の皆さん、本当にありがとうございました。
大芸に入って、版画コースを選んで、銅版ゼミを選んで本当に良かったです。
これからも遊びに行かせてください(笑)

銅版画 馬屋原慶子



版画コース卒業生の皆さん!
今日から新しい毎日が始まりますね。
思いを新たに、それぞれの世界で頑張ってください!
心からエールを贈ります!
みんな頑張れー!


最後は全員で、「は・ん・がー!」