2014年8月31日日曜日

ハネゾウ 〜Season of Night〜


ハネゾウ 〜Season of Night〜
Haruka Miyamoto Illustration Exhibition

2014年9月1日[月]〜12月 末日
17:00〜3:00 (不定休)

http://bar-old-course.com/
〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-14-15 アルスビル1F


今回はBARでしっとりのハネゾウ達になります〜。
夜の匂いって好きです。
夏から秋に変わる時の少し寂しい夜の匂い。
長期間の展示ですので作品を入れ替えることがあるかもしれません。
お酒を飲みながらまったりして頂けましたら幸いです。



2010年版画コース卒業、宮本明香さんの展覧会情報です。

お近くにお寄りの際はよろしくお願い致します。

ドラマ


ドラマ

2014年9月2日[火]〜9月7日[日]
12:00-19:00(日曜日は17時まで)

MU 東心斎橋画廊
http://www.mugarou.com/

浅野綾花 長畑璃佳 中原裕美 森本由貴子




ドラマ、

それはわたしたちの周りに溢れている。

それがどんなドラマなのか。

過去同じ4年間を過ごした4人が、

それぞれの解釈で展開する展覧会、

「ドラマ」。


08'版画コース卒業、銅版画ゼミ同期4名の浅野綾花さん、長畑璃佳さん、中原裕美さん、森本由貴子さんのグループ展情報です。
お近くにお寄りの際は宜しくお願い致します。

2014年8月25日月曜日

最後の

こんにちは二回生の宮森です。
ついに前期最後の授業です!!

前期最後の授業は合評でした。

前期のうちに制作した作品を一圓先生、安井先生に一気に見てもらいます。


菊池さんと田中くんが体調不良でお休みだったため、
元々少ない人数がさらに少なくなり、先生2人に生徒が3人という異例の事態に驚きを隠せません
でも逆にそれは1人の持ち時間が長くなるということです。
1つ1つの作品をじっくり時間をかけて見てもらいましたし、二回生になったばかりのころの自分の作品も見直すことができました。
これはもうちょっとこう出来たなあ~とか、ここはわからないなりに上手にできてるんじゃないかな。
とか、当初とは違った見方ができました。


作った作品をずらっと並べます。



松下優貴ちゃんはおこちゃまなので合評中も常にふざけた顔をしています。
いつもふざけた顔をしていますが昼休みを返上して制作をしていたり、制作に対しては二回生の中で一番積極的で真面目です。


技術的なことから、どうしてこれが描きたかったか、それから何が好きかなど、色んな話をしました。

技術的な面は数を熟せば伴ってくるものだと思うのですが、
これから何を描いていきたいかというのは非常に考えさせられました。

そして今回は大掃除もしました!


腐食質の床の新聞を張り替え、流し台を綺麗にし、


棚の上のインクを整理したり、リトグラフの部屋のチーズクロスの片づけや、もう使えないウエスとまだ使えるウエスを整理したり・・・・
業天さんと二回生合わせて4人しかいなかったのですごく時間がかかるんじゃないかと心配でしたが、お互いに協力しあったので思っていたより早く終わりました!

実習室が綺麗になると気持ちがいいですね!


後期からまだまだ新しい技法を習っていきますが、今回の合評で言われたことを忘れず、自分が何を描いて伝えたいかをしっかり考え、まとめ、制作していきたいと思います。


版画コース2回生の宮森

2014年8月23日土曜日

浅野綾花 展「ここに住んでいる」


浅野綾花 展
「ここに住んでいる」

2014年8月25日[月]〜9月7日[日]
11:00-19:00(最終日17:00)
休廊日:火曜日(26日、9月2日)

Gallery&Space SIO
http://gallery-sio.com/

■ワークショップ「間取り図を辿って」
住んでいる家の間取りを描き起こして、見えてくるものと思い起こされたあなただけの記憶を辿るワークショップです。忘れていた空間がおしえてくれる自分のルーツ。明日をより気持ちよく生きるヒントがみつかる時間。
完成後に会場に展示します。
8月31日[日]
時間:①10:00〜 ②13:00〜 ③15:30〜
参加費:¥1000(お茶とお菓子付き)
参加希望の方は、下記のメールアドレスまでご予約の連絡をお願い致します。
お名前/電話番号/参加人数を記入の上、メールをお願い致します。
mail: space.siosiosio@gmail.com

■ Reception Party
日程:8月31日[日]
時間:18:00〜20:00
内容:レセプションパーティでは、軽食と飲み物を用意しておりますので気軽に来て頂けたら幸いです。


2008年銅版ゼミ卒業の浅野綾花さんの展覧会情報です。
宜しくお願い致します。


2014年8月22日金曜日

ちいさなコレクション展


「ちいさなコレクション展」

2014年8月24日[日]
13:00-19:00

http://www.skky.info/ 
531-0073 大阪市北区本庄西2-14-18 富士ビル1F

◯おはなし 16:00 - 1時間ちょっとくらい
 聞き手:鰺坂兼充さん
 *ご予約不要・ご参加無料


8月24日の日曜日。

いち日だけの
ちいさな展示と、ささやかなお話。

この数年間であつまった作品を
すこしだけ展示させていただきます。

仕事のこと、仕事じゃないことを
すこしだけお話させていただきます。

当日は休暇期間にも関わらず
カフェも通常営業してくださります。
ちょっとすずみにお茶を飲みにきてください。

ちいさくて、ささやかで
とっても恐縮なのですが
大切な作品とともに
イトヘンにてお待ちしております。

林 智樹


版画専攻卒業生、アトリエ インカーブに所属する林智樹さんによるコレクション展示とトークイベントを開催致します!

アトリエ インカーブ http://incurve.jp/news.html

2014年8月19日火曜日

線で描くということ。

ついにやってきました塩ビ板版画の授業です!藤本です!
すでに夏休みでロマンティック浮かれモードです!

*塩ビ板版画とは…?
プラスチック板をニードルなどで直接描くドライポイントの技法によって出来る版のこと。
銅版と同じ要領でインクを詰めてプレス機で刷ります。
線で描画するので繊細で細かい作品を作ることができます。
今回は下絵がトレースしやすいよう透明な塩ビ板を使いました。

まず4辺をやすりで削ってプレートマークを作っていきます。


しゃこしゃこ、あやかちゃん。
それからニードルやルーレットなどの道具を使って描画していきます。
話しをしながらもひたすら手を動かしますよー。


カメラ目線をくれる田中くん。
出来上がったら版にインクをつめてプレス機で刷ってきます!


菊池さんの作品。
こんな感じに刷り上がります!
それから版を加筆したりインクの色を変えてみたり納得のいく作品になるように刷っていきますよー!
ここでもひたすら手を動かします!


うまく刷れたかなー?
先生と相談したり、お話したり和気あいあいと作業を進めていきます。


なんだかたのしそうな写真。笑
出来上がったふたつの作品をみせてくれる、ゆきちゃん。


/ できたー! \
こんな感じで塩ビ板版画も楽しい実習でした!
時間はかかるけれど、繊細な線が好きなわたしにはとっても楽しい授業でした★


版画コース2回生の藤本

2014年8月12日火曜日

筆見学ツアー

はじめまして、版画ブログ初登場の銅版4回生の杉浦です。
台風がいなくなって暑い毎日が帰ってきましたが、みなさん被害のほう大丈夫でしたか?

日本列島に台風がやってきた少し前、8月5日愛知県豊橋市にある、わたしの祖父の家元「杉浦製筆所」筆ツアー見学に行ってきました。
山本先生が以前から筆づくりを見てみたいとおっしゃっていたので、来てください!
と言い続け念願叶いました!


豊橋筆は幕末から脈々と伝統を受け継ぎ、歴史と品質が高く評価され「伝統工芸品」の指定を受けています。
市内には筆を作っている工房がいまも100軒ほどあり、多くの伝統工芸士さんがいます。
みんな筆の制作過程を見るのは初めて!
まずは専務の方の説明を聞きます。
ショーウインドウには大きさも毛質も目的も違うさまざまな筆が並んでいます。
人毛のものでも赤ちゃんの初めて切った髪の毛と、成人した人の髪の毛では柔らかさが全く違いました。
中でも一番高価なものは、山羊の最高峰の少量しか取れない首元の毛で作った大きな書筆90万円もします!!!
全員その値段に驚きを隠せません!


[オオカミの毛皮]
筆の毛には様々な動物の毛を使っていますが、そのほとんどが中国から輸入したものです。
今は規制が厳しく、輸入するのも大変なようです。
1種類だけで筆を作ったり、何種類も混ぜて作ったりと用途やものによって
使い分けます。


筆作りには16の行程があります。
その全ての作業を職人さんは一人でこなします
大きな製筆所では分担して作業するところもありますが、杉浦製筆所では筆づくりを受け継いでいくためにも、全ての行程を覚えて伝承しています。

職人さん一人一人のペースで作業が進んでいくので、作業場ではみんな違う作業をしています。


私は小さい頃からよく遊びに来ていましたが、職人さんのやってる事がみんな違うので、てっきり分担しているのだと思っていました。
じっくり説明を聞いたのは初めてだったので驚きの連続です!


筆作りの過程はどれも重要なものばかりですが、中でも特に重要な「毛もみ」という作業が見学時、丁度行われていました。
作業場とは別室で、籾殻の灰で毛に含まれる脂を取り除く作業です。
ここで脂がきちんと取り切れていないと、墨の含みが悪くなり良質な筆は作れません。


[面相筆の毛を束ねる行程]


[毛の選定]



[様々な動物の毛を混ぜる行程] 

職人さんによって大きな筆を作る方、羊毛だけの筆を作る方など担当があります。
筆作りの16の工程は変わりませんが、やはり種類によって
毛の混ぜる塩梅など少しずつ変わっていきます。
その細かな作業にレシピはなく、全て職人さんの感覚でやっています。
本当に一つ一つの行程が丁寧で、時間と手間がかかっています。


職人さんたちは、朝の8時から一日中自分の作業台に座って作業していて、はじめの数年は座り続ける事に慣れるのが大変だといいます。
皆さん長く働いている方ばかりなので淡々とこなしていますが、わたしたちには到底できない至難の業です。


別の作業場に移り、わたしたちも仕上げの糊づけを体験させてもらいました。
職人さんは一日に何百本もされているのでとても早いですが、はじめてのわたしたちは四苦八苦。


口に糸を加え、糊のついた筆に巻き付けクルクルと筆を回し糊を取り除きます。
見よう見まねでやってみるものの、力の強さ、糊の取る量、やはり簡単にはいきません。
それでも、「さすが芸大生、器用だねー」と褒めてもらいました!
自分で仕上げた筆はプレゼントしていただきました。


帰りには、筆ストラップ日本画の筆もお土産にもらいました!
全ての工程を見終え、改めて筆作りの深さと大変さを知りました。
1本の筆にかかる労力と時間、技術を考えたら、高級筆も安いもんだな~と思います。
版画で筆を使うことは少ないですが、モノをつくる者としてとても勉強になりました。
そして、これからはもっと筆を大切に扱おうと思います。

個人的には、みんなに豊橋の街製筆所のことを知ってもらえて大満足です。
幼いころから知っている方たちですが作業工程を見て、改めて尊敬です。
いろんな要求に応えてくださった製筆所のみなさん、ありがとうございました!!

版画コース4回生の杉浦

2014年8月6日水曜日

撮った写真を版にする、4色分解の写真製版!

こんにちは!2回生の男!田中です。
今回、シルクスクリーン4色分解の写真製版に挑戦しました!
4色分解とは、カラー原稿の色を、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)、黒(blacK)というCMYK4色に分解し、それぞれの色で印刷用原稿を作成、印刷する形でカラー印刷です。

テーマは、現実と非現実
さっそくカメラを持って外に出ててみましたが、思っていたよりテーマが難しい…
悩みましたが、普通に撮った階段とブレさせて撮った階段を合成させることにしました!


撮った写真はパソコンに取り込みフォトショップで加工します!


パソコンを使ってのイメージ作りは経験があまりなく、苦戦…
しかし、画像を切り抜き、レイアーを作って画像合成、デジタルによる画像の加工は普段のイメージ作りとは違い新鮮でもありました!
加工した画像をシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色に分解、4色(C.M.Y.K)の網点をかけた原稿をレーザープリンターでプリントアウト。
パソコンでの作業は終わりです!


こちらは菊地さんの原稿です! 
パソコンでの作業を終え、製版行程へ。


いよいよ刷りです!


シルクスクリーンは刷りが終わるごとに版のインクを掃除をします。
繰り返しの掃除はとても面倒ですが、コツを掴めば手際よくなり、なんだか楽しくなってきました!


実習時間が終わっても作業をする宮森さん、見習います!


完成した菊地さんの作品です! 
作品のイメージは生まれ故郷の駅前の風景だそうです。
もとの写真のイメージとは違いダークな色に変わっていて面白いと思いました!

そして、完成した自分の作品はというと‥
1枚1枚色が違い、自分の刷りが安定していないことがよくわかりました…
エラーのない刷りは難しいです。。
次からはエディションがとれるように刷りきりたいと思います!


版画コース2回生の田中


2014年8月2日土曜日

版画コースのお祭り騒ぎ

みなさんお久しぶりです。三回生リトグラフ専攻の富田です。
7月25日は版画コース恒例の七夕コンパが行われました!


例年より浴衣率高めです。
場を華々しく飾ってくれました。



今年はお祭りの屋台っぽくしたい、と湯豆腐に餃子!



そして、たこ焼き!


そしてそして…!坂井先生お手製うどん!
本場香川の味!!すごく美味しかったです。
有難うございました!


美味しい料理に舌鼓を打ちつつ、毎年恒例のプレゼント交換!
版画コースならではのプレゼント交換です。
中身は”手作りの品”限定。

プレゼントを決める方法は、ビンゴ大会!
ビンゴがそろった人から順番に、紙に包まれたプレゼントを
選んでいきます。


それぞれ思い思いに作ったプレゼントはどれもクオリティが高い!


中には先生方からのプレゼントや、ネタにとんだ物もあり、封を開ける瞬間はハラハラドキドキ!!


楽しい時間を過ごしました!



ずっと頑張って準備してくれた三回生、美味しいうどんを打ってくれた坂井先生、
お忙しい中集まっていただいたみなさん、有難うございました!


版画コース3回生の富田