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2016年1月28日木曜日

2回生合評!

最近寒いですね。体調など崩したりしていませんか?
先日26日は2015年度最後の実習日、そして2回生の最終合評がありました。


この1年で作った作品を全て並べて、先生方に見ていただきます。


2回生は少し緊張しつつも、笑顔で終わる事ができました。


合評の締めに、「制作だけでなく、もっと色んな所に行って、色んな人の版画作品を見なさい」と、坪田先生。

皆、4月からは3回生です。どの版種を専攻するか、悩んでいる最中かもしれません。
長い春休みの内に、2回生はギャラリーや展覧会にも足を運んで、お気に入りの作品や考え方など、
版種決めのきっかけを見つけてきて下さいね。

がんばれ、3回生!!


2015年8月17日月曜日

2回生・前期が終了して…

こんにちは、蒸し暑い日が続いていますね。
みなさんどのような夏休みを過ごしているでしょうか。
さてさて、この間の前期の最終日に2回生の合評がありました。
それまでの実習のレポートと合わせてお伝えします。

まずは粟田さんから木版実習のレポートです。

「こんにちは 二回生の粟田です。
今回は3mmのシナベニヤを使いコラグラフ(木版凹版)をしました。


ジェルメディウムやジェッソで盛り上げたり、銅板の時と同じくニードルで削って細い線を描いたり、色んなことができました。


刷り上がりが全く想像できなかったのもあり、インクの量や拭き取りの加減がわからず難しかったのですが、
先のことも考えながら作業するのも必要なんだなと思いました!


こちらは水性絵の具と油性インクを併用した作品です。
水性の版は前回やったのでスムーズに作業できたのですが、
油性はジェルメディウムなどで盛り上げた凸凹した版面になかなかインクが付かなかったので
何回もローラーで付け続けるのが大変でした。」


続いては野田さんからのレポート。

「二回生野田です
ジメジメと暑い日が続きますが前期の課題も追い込みに入っております
最終の課題となるのはリトグラフとシルクスクリーンを併用した作品です。

私はリトグラフで主線を刷り、上からシルクスクリーンで色を乗せていきます。
それぞれの版種の良いところひとつの作品内で表現できるように、頑張って完成を目指したいと思います。」


そして前期最終日という合評の様子もお届けします!
2回生初・ドキドキの合評!


木版銅版の実習では山本先生、銅版木版の先輩を交えての合評です。
それぞれの作品をやってみてどんなことを考えたか、感じたかを話していきます。
時には笑い声も聞こえる和気あいあいとした合評でした。



同じく、リトグラフシルクスクリーンの実習でも坪田先生、原先生による合評。
真剣なまなざしで、みんなの作品を鑑賞する姿や、先生と作品について話す姿が見られました。


2回生になって初めて体験した事、新しい発見、楽しかったこと、難しかったこと、
うまくいかなかったこと、成功したこと、その際の喜び・・・
そして今回合評を通して感じた事、
それぞれ思った事や考えた事があるでしょうし、これからの課題も沢山出て来たのではないでしょうか。
この夏休み、半分が過ぎ去ろうとしていますが、まだもう半分あります。
後期に向けて各々あらためて自分の作品や課題と向き合ってみて下さいね。
前期の実習お疲れさまでした。後期もがんばろう!


2014年12月10日水曜日

後期後半3・4回生合同合評!

11月28日(金)は後期に入って2回目の合同合評がありました!
今回は坪田先生、原先生、山本先生、一圓先生、坂井先生に合評して頂きます。
まずは4回生の合評です。


はじめは木版専攻の伊藤くん。
彼が考えたキャラクターの「みどりちゃん」画面いっぱいに彫られた作品。
大きな作品に挑戦する事で油性インクののせ方やインクの固さ、紙ののせ方など
沢山の課題が見つかったようです。



こちらはリトグラフ専攻の中村さん。
今回も今までテーマにしてきた植物と人をリンクさせた作品です。
今までは黒のアウトラインに頼っていると事があったけれど、今回はライン削いで、色を使う探求をしたかった、とのことです。



続いて3回生。
リトグラフ専攻の浅原さん。
色を事前に決めずに作品を制作しながら考えていくのがやりやすいようです。
神秘的・幻想的な雰囲気を出したいということで、
何をみせたいかということをより深めていくのが課題のようです。



シルクスクリーン専攻の延生さんは前期から使用しているマーブリングの技法を今回も使って作品を制作していました。
マーブリングがモデルになる人の肌に貼り付いたような表現にしたい、とのことで色々な試行錯誤をしていました。



続いて銅版専攻の森さん。
ドローイングを原稿にしてシンナープリントで作品を制作していました。
墨でドローイングをしたときに墨の跡が血脈や葉脈のように見えるのに美しさを感じ作品に取り入れたそうです。

みなさん合評お疲れさまでした!
今年もあと1ヶ月をきりました。
年明けには3回生も4回生も後期展示、そして4回生は卒展もありますね。
制作ができる時間は限られていますが、今回頂いたアドバイスや課題と向き合い、
各々計画をしっかり立てて、制作していきましょう!


版画コース副手の業天

2014年7月21日月曜日

前期2回目の合評!!

7月3日(水)は前期2回目の合同合評でした。
合評前は学生たちが慌ただしく準備をしてました。

今回は坪田先生原先生山本先生一圓先生坂井先生に合評していただきます。


まずは3回生です。



リトグラフ専攻の浅原さん。
今回は紙になじむよう色の重なりに注意して制作したようです。
色々な模様を描きたかったので形が同じ車という量産型のモチーフを選んだそう。
次回は有機的なものをモチーフに制作したいとのこと。



こちらは銅版の森さん。
自然と人工物をテーマに作品を制作しています。
今回は松煙墨でドローイングしたものをシンナープリントにした作品や、シュガーアクアチントを使って表現した作品。
技法から取り組んでいくやり方の方がしっくりときているようです。



つづいて4回生。こちらは木版専攻の川島さん。
モチーフにしていたハートを大きくしてはどうかという前回の合評の意見をとりいれて新たに作品を制作。
自分がしっくりくるモチーフや色々な技法を試す為に小さい作品で色々と試していきたいと言っていました。



リトグラフ専攻の中村さん。
木目や植物等、人ではないものを人に関連づけて作品にしています
木の葉脈が血管に見えたというような発見を作品にすることで独特なリアリティを感じてもらいたいと話していました。

みなさん合評おつかれさまでした。
3回生は合評が終わり、4回生は前期展示の作品もできてほっとしているかもしれませんが、前期も今月で終わりです!
前期の残り時間長い休暇を利用して、今回見つかった課題に取り組み、しっかり制作して下さいね!


版画コース副手 業天