2011年11月30日水曜日

石版のセカンドエッチ!!

こんにちは!
あと1ヶ月で一年終わり!!
はやいはやい。()
そんな中年末ジャンボを生まれて初めて買ってしまった岩本です。(^O^)





今日は石版のセカンドエッチ!!
ファーストエッチの時よりもやり方がアルミ版の時と似ていて、覚えやすかった印象です。





しかしトナーでの描画が……全然でない石版のファーストエッチの難しさときたら。(^_^;)
今回、トナー使ってる人多いんでみんなヒヤヒヤしたと思います。(一番自分がヒヤヒヤしてる)





よくよく考えると、石で刷るってすごい体験ですよね。w
刷り台で石を割らないように圧をかけるのも、アラビアゴムに硝酸を入れたりするのも結構デリケートな仕事が多いですね!




ですが2回生のみんな、もう版への意識が高い高い!
しっかり仕事しています!
これは自分も負けてられませんな。(^O^)

木曜日は提出ですよ~。
でわでわ、二回の岩本でした。

版画コース2回生の岩本

2011年11月29日火曜日

日永うちわ展

美術&工芸&デザイン学科展示
11月29日[火]〜12月3日[土]
11:00 〜 17:00
※ただし最終日の12月3日(土)は14:00まで
体育館ギャラリー

『日永うちわとは』

江戸時代、東海道日永の宿で、農家の人々が農閑期に作り始めた「日永うちわ」。
300年以上の長い歴史があるといわれ、お伊勢詣りの土産物の一つとして、好評を得ていました。お伊勢詣りの途中、気に入った絵柄を注文して、帰り道に再び立ち寄り、出来上がった日永うちわを持ち帰ったそうです。
江戸時代、東海道に沿った日永宿(現在の四日市市日永)は交通量も多く、伊勢参宮客の夏場の土産物として、相当古くからあり、全国的に有名でした。
しかし明治中期の関西線の開通と時世の流れで旅人の通行が減り、現在では「稲藤」一軒となりました。

今回、伝統を守りながらも様々なうちわをつくり続けている株式会社稲藤さんからの依頼を受けて、大阪芸術大学の学生たち三重の伝統・日永うちわの新たな可能性を探ります。



版画コースの学生・スタッフ22名が出品しています。
宜しくお願い致します。

2011年11月27日日曜日

いってらっしゃい作品たち!

こんばんわ^^すっかり気温も空も冬に近づいてきましたね。
4回生伊藤です。
また、日曜日あたりから気温が上がるそうで…気温の差が激しいので風邪にお気を付けください。



11月25日 とうとうこの日がやってきました。そう、全国大学版画展の作品発送日!




大学版画展のために死に物狂いで作品制作に取り組みました。(大袈裟)
その大切な作品たちが今日私たちの元から旅立っていきました。





いってらっしゃい!
なんとも言えぬ気持ちで作品を見送りました。


リトグラフ4回生の臼山くんはなにやら手を合わせて願掛けをしている模様。
それ、効力あるの…? はてさてどうなることやら版画の天下一武道会(坂井先生曰く)。
残るは結果を待つのみです。




そして大学版画展の発送が終わり、とうとう卒制追い込み開始です。
気合い十分!誰にも負けない作品を作れるように頑張ります!
3回生も後期展示向けてがんばっていってくださいね^^4回生は全力で応援しています!

版画コース4回生の伊藤

2011年11月26日土曜日

石版第一製版( ファースト・エッチ)

こんにちはー。
最近どんどん寒くなってきてますね。(;_;)
マフラーが手放せない2回生の大北です。



さて!今日は石版3日目です!
みんな石を磨き終わり描画に入りました。



石の上は意外に描きやすかったです。


池田さんは描画に石鹸を使ったそうです。
出来上がりが気になります!



坂井先生から石版のファースト・エッチ(第一製版)の説明をお聞きしました。



今回はアラビアゴムにリン酸ではなく硝酸を使います。



酸性度の強さはペーハー紙で計ることができるのですが数滴で強さが変わるので調節するのは難しそうです。
昔は舐めて強さを計っていたそうです。レモンの様なすっぱさだそうですが…
本当にレモン味なんでしょうか?(゜_゜;
提出まであと2回。
刷る時は時間がかかりそうなので皆さん協力していきましょう!

版画コース2回生の大北

2011年11月25日金曜日

寒すぎて寒すぎて震える

こんにちは2回生の石田です。
最近寒すぎて布団から出れませんね~、食べて寝るだけのカビゴンになりたいですね~。
グラコロの季節がやってきました!嬉しい!



というわけで今日は石版をゴリゴリ磨きました。
箕浦くんはカメラを向けると必ずピースしてくれますね。



笑顔ではないそんな箕浦くんもゴリゴリ磨いています。
この磨くのに使っているサビサビの鉄ですが、めっちゃくちゃ重いです。




軽い気持ちで持ち上げようとしたら持ち上がりませんでした。
石やら鉄やらなんて重さだよ!
磨き終えたみんなの石が並んでいます。
石があるせいで机が狭くなって作業するのが大変です。




そして春に行う展覧会の打ち合わせが今日!ありました!!
作品のサイズやDMなどについて話し合いましたよ~。
そして前々から決まっていたテーマを元に、展覧会の名前がつきました~\パチパチ/
Linkです!





大文字小文字はおいときまして。
どんどん形になっていってワクワクしますね~。
これからもっと頑張って行きたいと思います!
それでは!

版画コース2回生の石田


2011年11月24日木曜日

石版画での実習開始

最近、空がきれいですね。
冬の緊張感がなんとなく好きな二回生の池田です。

22日の実習は、ついに来ました!石版画!!

今までの版画の授業でも作品を通じて素材を意識することは多かったですが、石版はその存在感においても一線を画す迫力があります。
一個30~70kgあるそうです。
おっかない!!


みんなで協力し合いテーブルに並べ、あみだくじでそれぞれがどの石を使うかを決めます。



石版画の歴史はさかのぼる事1798年、ヨーロッパで活版印刷や凹版印刷が主流だった中、ドイツのアロイス・ゼネフェルダーが偶然をきっかけに発見した技法で現在の平版オフセット印刷のもとにあたります。

革新的なこの技法は、日本の印刷業界にも大きな影響を与えました。
江戸末期に日本に伝来したリトグラフは、明治以降の印刷技術の発展とともに、、それまでの日本独自の表現である「大和絵」や「錦絵」と共鳴し合いながら新しい価値観を生み出しました。

異文化同士の感性が繋がり合い新しいものができるって、ほんと素晴らしい。

今回の実習では、このような歴史の文脈も踏まえ、アルミ板よりも描画時の反応が謙虚に表れる石版により、素材をより意識できればいいなと思います。



石版は炭酸カルシウム(石灰石)からできており、酸に反応しやすい「淡黄石」や反応しにくい「青灰石」など種類もさまざま。
(日本の作家の中には、御影石などを使用する方もいるそうです。)

はじめの作業は版の表面をフラットに磨くところから始めます。
表面の微妙な凹凸をなくし、安定した刷り上がりになるための下準備です。

石版の上に水と金剛砂をしき、磨き盤と呼ばれる器具で8の字を書くように研磨していきます。
版も重いですが磨き盤も重いので、かなりの大変ですね。
その上完全なフラットになっているかは、経験と勘が頼りになります。




坂井先生が実演されながら説明して下さりましたが、毎回見事な作業に見とれてしまいます。
体で覚えれば版画はもっと楽しくなる。
この日、関連する作家資料などの説明もしていただき、みんなは食い入るように真剣でした。


こういう緊張感をもって作業に取り組めたら最高!!私も努力します。


版画コース2回生の池田

2011年11月22日火曜日

作業効率あげぽよ~↑

こんにちは浅井です。
二回生のブログ当番もついに三周目になりました。
二回生ブログは最後の一回りになるそうです。
私は、三周目にして三回目の記事提出遅刻をしています…坂井先生いつも申し訳ありません。
もうしません。



さて、金曜日の実習ではリトグラフの刷りに入りました。
大人数に刷り台やパレットが足らず、急遽ノーマルな作業机に大きなアルミ版を引き、ランクアップした机での作業。



それでも刷り台は増やせないので、みんなホワイトボードに名前を書いて順番待ちです。



待ち時間は、手伝いの製版しーのインク練りーの、効率上げて上げて!と坂井先生の指事が飛び交いました。





こちらが二版目までの刷り上がり。





えりちゃんはいつも作業が早いです。優等生!よっ眼鏡!




こちらは見当で失敗、タイムロスを受けたゆりりん
次の実習はミスが出ないよう、頑張りましょう!

私も含め、今回の実習で刷り終わらなかった人がたくさんいました。次の制作に支障が出ないよう、空き時間をフルに使い完成までもう一息頑張りましょう!
次は
石版リトグラフです。大変そ~。

版画コース2回生の浅井

2011年11月18日金曜日

第二製版(セカンドエッチ)!

どうもこんにちは!2回生の服部です!
2回生のブログ当番が2周しましたね。
あっという間です。

さて、今日は第二製版と刷りについての説明を受けました。
説明しなければ間に合わないという事で、本来木曜日は出校日でない坂井先生が来て下さいました。
先生、ありがとうございますm(_ _)m
なんと提出日(予定)前日です。はたして間に合うのでしょうか。
とりあえずピッチあげて行きましょう! 




みんな真剣な目で見ています。工程が複雑なため、メモは必須ですφ(..)




説明が終わると速攻で作業に入ります。 




協力は大切。
力を会わせれば効率も上がりますね^^仲間に感謝です!

大体の人は第二製版まで済んだようです。
明日はいよいよ刷りに入ります!

どんな仕上がりになるのか楽しみです。
では!



版画コース2回生の服部

2011年11月16日水曜日

リトグラフ 第一製版(ファースト・エッチ)

2回生の林田です。
最近寒くなりましたね、
朝起きるのがとても辛くなりました。(^。^;)
さて、今日はリトグラフのファーストエッチ(第一製版)の説明をしていただきました



リトグラフはとにかく工程が沢山あって難しいです。
みんな真剣に坂井先生の説明を聞いていました!!





説明のあとは版にイメージを描いていきました。
描画材によってHアラビアゴムや時間など変化させなくてはいけないので大変です。
(゜∀゜;ノ)ノ




早い人はファーストエッチ まで作業ができました。



この調子で提出日に間に合うように頑張りたいです!(^∀^)ノ


版画コース2回生の林田

2011年11月13日日曜日

ポッキー&プリッツの日でしたねー^^

2回生の藤田です。
昨日はポッキー&プリッツの日でしたねー^^、皆さんは食べましたか??
私はプリッツのサラダ味を食べて見事に唇が荒れました。\(^O^)/w
まぁそれはさておき、実習の課題がリトグラフに変わり、坂井先生がリトグラフの説明をしてくださいました。^^




事前にエスキースを色々考えていたのですが、版の構成をよく理解できていなかったので、先生の説明を聞いて、また考え直し....

リトグラフってホントに色々な表現方法があるんですね!!奥が深いです!!






先生の説明を見逃した私のために、林田さんが"シンナープリント"のやり方を見せてくれました。





綺麗にトナーが版に移りました。^^




イメージが出来たら転写します。



見当を真剣に描く林田さん。
今回は林田率高めでお送りしました。(^O^)
 次回はいよいよ版を作っていきます。
一体どんな版が出来上がるのか楽しみですね。(^^)

版画コース2回生の藤田

2011年11月12日土曜日

版画コースの得意技 東京弾丸ツアー!!

お久しぶりです、4回生うすやまです。
なんだか急に寒くなってきましたね。みなさん体調は崩してないでしょうか?僕は元気です。




それはさておき、はや1週間が経とうとしていますが、東京に行ってきました!
先週の金曜日東京行き夜行バスに乗り込み土曜日大坂行き夜行バスに乗り日曜の朝、大阪に帰り着くという版画コースの得意技(?)東京弾丸ツアーで・・・。



で、なぜ弾丸なのかってところには予算等々の理由なんですが、何しに行ったのか実は!
東京に降り立った土曜日5日、自称版画のお兄さん坂井淳二先生の個展の最終日
クロージングパーティーが行われる日でした!!


ので、ちゃっかり参加しに行ったわけです。
パーティでは、ギャラリーのキュレーターさんはじめ、坂井先生の作品のファンの方や古い友人知人、作家さん、従兄弟さんまでいて、とても刺激的で、わいわい楽しいパーティでした!


弾丸とはいえ、ほとんど一日あるわけなのでパーリィまで僕たち私たちは東京の美術館巡りをすることしました。
紹介が遅れましたが実は4回生リトの女王榎本、リトのよさこい馬野、リトのもじゃもじゃ池上、シルクの渡辺、なべちゃんと僕で行ってきました。


スケジュール的には東京都現代美術館→21_21デザインサイト→国立新美術館→パーティーって流れです。


美術館はもう少しまわりたかった・・・!!でも楽しかったです。東京の美術館は規模が大きいですね。
それでは!

版画コース4回生の臼山