2016年6月30日木曜日

池内 幹之展


池内幹之 銅版画展
〜メゾチントの世界〜

2016年6月30日[木]〜7月6日[水]
10:00〜20:00まで(最終日は17:00まで)

京阪百貨店 守口店 6階 京阪美術画廊Ⅱ
お問い合わせは守口店6階京阪美術画廊まで(内線3623)

珊瑚の海などをテーマに制作しています。今回、新しい花にも取り組みました。黒一色のメゾチントと多版多色刷りのカラーメゾチント銅版画の世界をおたのしみください。
DMより。

卒業生の池内幹之さんの個展情報です。
近くにお越しの際はどうぞよろしくお願い致します。


2016年6月22日水曜日

Beyond the imagination and reality


Beyond the imagination and reality

2016年6月20日[月]〜6月25日[土]
11:00-19:00
(土曜日は17時まで、日曜休廊)

http://www2.osk.3web.ne.jp/~oeyes/index.html


96年リトグラフゼミ卒業のタイ・テツヤさんのグループ展情報です。
お近くに立ち寄りの際は、宜しくお願い致します。

心うるおう小鳥ガーデン2016


心うるおう小鳥ガーデン

2016年6月22日[水]〜6月28日[火]
10:00-20:00
(最終日は17時まで)
https://www.hanshin-dept.jp/hshonten/special/kotori/index.html/?from=6

卒業生の豊島 舞さんが参加するイベント情報です。
近くにお越しの際はどうぞよろしくお願いします。

2016年6月20日月曜日

梅雨時のミカヅキモ

こんにちは、早いことにもう2度目の更新です。
二回生の前田です!
今日は昼頃から突然雨が強く降り始め、梅雨の訪れを感じさせられました。


さて、更新も一周しおおまかなシルクスクリーンの流れは書かれたということで、今回は補足的な説明をしていきたいと思います。

まず初めに、「見当」についてです!
見当とは、多色刷り(複数の色を使って版を刷ること)をする際、色がズレないよう毎回紙の位置を固定するために用いる目印のことです。
極端な例にはなりますが、リンゴの輪郭を画面中央に刷ったのに、中の赤色を画面右に刷ってしまったらとても不恰好ですよね。
見当は、そのような事故を避けるためのものなんです。
また、「見当をつける」という日本語はこれが由来だそうですよ。

では、実際の作業工程を書いていきます。




最初に、紙のどの辺りに刷るのかを調整していきます。
調整には1枚目の写真のように、印刷用紙の横に補助の紙をつけ、これを動かすことで版と紙が写真2枚目のように接してる状態でも自由に微調整が可能になります。


その後、このように小さな紙片(見当)を、紙の一角と一辺に合うようにL字に貼っていきます。地味な作業ではありますが、この過程を怠ってしまうと以降の作業全てに支障が出るほどに重要です。


続いてこれは、シルクスクリーンで刷る際のインクのベストな状態(柔らかさ)です。
写真のようにインクがヘラから三角に垂れるぐらいがちょうどいいらしいです。


最後に、僕はシルクスクリーンでの二作品目としてミカヅキモを描きました。
これは、「シルクスクリーン→アンディ・ウォーホル→コーラの瓶などの同じイメージが何個も並んでいる絵」という連想から、複製が可能なシルクスクリーンで、分裂や増殖が可能な細胞・微生物を描いてみたら面白いんじゃないかとコンセプトを決めるときに考えたからです。


今日で感光・目止めを終え、次回はいよいよ刷りなので楽しみです!

2016年6月15日水曜日

杉本悠希 個展


杉本悠希 個展
「ザワザワと、こっそり」
ザワザワと、こっそり。私は絵と詩をかいている。

2016年6月17日[金]〜20日[月]
11:00-17:00

http://blog.livedoor.jp/rakuonrakujitsu/archives/386016.html

https://www.facebook.com/Rakuya-668740549854384/

版画コース卒業生の杉本悠希さんの個展情報です。
近くへお越しの際はぜひお立ち寄りください。

2016年6月14日火曜日

西本参上!

こんにちは、2回生の西本です。
いよいよ梅雨入りし、本格的な夏が始まろうとしています。

そんな中始まりましたシルクスクリーン実習!
まだまだわからないことが多いので勉強していきます!


今回は下絵を終わらせて、いよいよ版を作っていきます。まずバケットに感光乳剤を入れ、それを紗に塗ります。



そして下絵を版に写します。


写し終わったら版を洗って乾かします!これにて製版終了です!

 

では実際に紙に刷っていきます。
先ずはインクを作りましょう。今回は白黒で刷ります。紙をセットしてインクをおとします!


するとこちら!綺麗に刷れてますね!ミジンコです!


クラスメイトはみんな面白い作品を作っていますね!
順調だったのもつかの間…ここでトラブルが!


インクを片付けるときにヘラの角が紗に当たってしまい、版を破ってしまいました。
うわぁ…やっちまったな!!!
こうして、また一から作業をやり直す前田君なのでした。

版の扱いは慎重かつ丁寧に行いましょう。以上です。

2016年6月13日月曜日

宮崎陽平展


宮崎 陽平 展

2016年6月13日[月]〜18日[土]
13:00-19:00(土曜は17:00まで)
日曜休廊

CUBIC GALLERY
http://cubicgall.exblog.jp/

卒業生の宮崎 陽平さんの個展情報です。
近くにお越しの際はどうぞよろしくお願い致します。


2016年6月9日木曜日

シルク2日目。

こんにちは!
二回生の前田です。


今日はシルクスクリーン2回目の実習ということで、前回に引き続きエスキースを描くことが中心となりました。


先生が仰るには、
何か一つのテーマを決め、それに従って作品を作っていけば統一感と自分の個性が出やすい
とのことで、みんな参考作品も見ながらアイディアを捻り出そうと頑張っていました!



また、版画作品の左下・エディションを書くところに
・「A.P」と書いてある場合:アーティストプルーフの略称で、決定稿の意味
・「P.P」:プリンターズプルーフの略称で、刷り職人のための作品の意味
・「T.P」:トライアルプルーフの略称で、試し刷りの意味
があること等を教えていただきました。


エスキースを終えると、早速フィルムに描く作業を始めます。



(1枚目が実物で、2枚目がそれを刷ったもの)
これはオペークインクというインクで、筆を使って描きます。
他のツールに比べて水の量で微妙なトーンを表現できるのが強みで、水を多めにして描くと単なる黒塗りではなく白く抜かれた部分が出たりします

続いてダーマトグラフで線画を描いていきます。
これはどちらかというとペンよりもクレヨンのような柔らかいタッチが出せます。



(2枚目が刷ったもの。1枚目の薄く描いた部分がほとんど消えてしまっています)
今日は原稿作りのための作業が中心になりました。

シルクスクリーンは他の版種に比べて作業工程が少し特殊な印象があるので、次回以降の実習も楽しみです!

2016年6月8日水曜日

中林忠良 展


中林忠良展/未知なる航海ー腐食の海へ

2016年6月11日[土]〜9月11日[日]
17:00-17:00(入場16:45まで)
月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日は休館

http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=3&seq=00000686


■ギャラリートーク+オープニングレセプション
日時:2016年6月11日(土)午後2時~/出演:中林忠良
会場:CCGA現代グラフィックアートセンター/参加費:無料
当日はJR郡山駅―CCGA間の無料送迎バスを運行いたします。詳細はCCGAまでお問い合せ下さい。

■銅版画制作ワークショップ
日時:2016年6月25日(土)・7月2日(土)・9日(土)・16日(土)午後1時~5時
講師:中林忠良/会場:CCGA現代グラフィックアートセンター版画工房/協力:須賀川市立博物館
定員:8名(要事前申込)/受講料:4,000円/応募条件:小学5年生以上(小学生は保護者同伴に限ります)/応募締切:2016年6月2日(木)
応募多数の場合は抽選とさせていただきます。詳細はCCGAまでお問い合せ下さい。


客員教授の中林忠良先生の個展情報です。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

2016年6月7日火曜日

シルクスクリーン実習!!

はじめまして。二回生の荒川です。
今日は天気が気持ちよくて、学校の芝生に座って食べた唐揚げ丼の弁当がおいしかったです。

さて、これからしばらく二回生ブログでは、シルクスクリーンの実習風景をレポートしていきます。
よろしくお願いします!

授業の始めに、坪田先生から、シルクスクリーンの授業内容についておおまかに説明を受けました。


そして、今先生が作っている作品の刷りを直に見せてもらいました!
シルクスクリーンの版(紗枠)の上部にインクをのせて、ゴムベラ(スキージ)でインクを下に刷り落とします。


この角度を保つことがポイントだそうです。

刷りたてホヤホヤがこちら‼︎


     ↓BEFORE

最初はちょっとマットだったのに……

     ↓AFTER

もう一回刷ると厚みが増しました!
なにより、刷りたてなので
ツヤッツヤ‼︎‼︎

その後、みんな学校に置かれている版画の本を参考にして、シルクスクリーンの下書きを進めていました。


私も優雅にカフェオレを飲みながら、作品制作を楽しんでいます。


下書きを考えてみたものの……まだまだ慣れてないので、刷り上がりがイメージできなくて不安ですが、同時に作品をどう仕上げられるかワクワク!

楽しみだ〜〜‼︎‼︎

HANGA Freshman's Show!


HANGA Freshman's Show!
東京藝術大学 版画研究室 新入生展

2016年6月9日[木]〜6月16日[木]
10:00-17:00(土日休廊)

美術学科 絵画棟 1F/2F
http://www.geidai.ac.jp/

http://keiimai.com/

版画コース卒業生の今井恵さんが参加するグループ展です。
お近くに立ち寄りの際はよろしくお願い致します。

2016年6月6日月曜日

銅版最後!

こんにちは、二回生の高野です。
寒かったり暑かったりで体調が優れませんが頑張りました!

本日は銅版が最後ということで、提出用の作品をひたすら刷りました。


銅版のサイズを測り、左右上下に余白をとってハーネミューレ紙を切り取り、水につけて水分を含ませているところです。
紙を湿らせ過ぎてもいけないし乾いていてもうまく刷れません。


そして、いつも通り銅版にインクを詰めて刷ったあとに、合評時に見やすいよう水張りをして紙をピンとさせます
右は私の作品、左は作山さんの作品です。作山さんはハーネミューレ紙ではなくベランアルシュ紙に刷ったようですね!色が綺麗です。


こちらは、春木くんが丁寧にインクを詰めているところです!


そして刷り上がった作品がこちら!
エッチングの線が太くて春木くん独特な表現が出ていて良いですね~


田口くんは点描で表現したカバを刷っていました!
水の表現がいい感じですね〜
これからどんどん点描が増えていくそう、完成が楽しみです!

短い期間でしたが銅版では、面白い技法を色々と教えていただきました!


私たちのクラスは次は木版ですが、合併版のときに教えて頂いた技術を活かせればと思います!




JUNE-Untitled


JUNE-Untitled

2016年6月7日[火]〜6月19日[日](月曜日休廊)
11:00-18:00
6月11日(土)16:00よりオープニングパーティ

http://www.g-yusai.jp/index.html

元美術学科長の持田総章先生、卒業生の池田高広さん浅野綾花さん日下部一司さんが参加されるグループ展です。
近くにお越しの際はよろしくお願いします。















2016年6月3日金曜日

森本 由貴子展


森本由貴子 展
mask
 -なかみとそとみ-

2016年6月4日[土]〜毎週土曜、日曜のみopen
(open6/4.5. 11.12. 18.19. 25.26)
10:00〜17:00

http://otokura.jimdo.com/

お問い合わせ
otokura.kissa@gmail.com

銅版卒業生の森本 由貴子さんの個展情報です。
近くにお越しの際はどうぞよろしくお願い致します。








2016年6月2日木曜日

カラー雁皮!!

こんにちは。
作山ですd(^O^)b

今日は前回の田口くんがしていた「雁皮刷り」での応用編!
雁皮紙に色を着ける方法を紹介します!

まずは、
・雁皮紙
・ポリプロピレン製のシート(またはガラス板)
・刷毛
・テープ
・絵の具
・霧吹き
を用意します。


ポリプロピレンのシートに雁皮紙の上辺をテープで貼り付けます。
貼り付けた雁皮紙に霧吹きで程よくシュッシュッ!湿らせます。
湿らせた雁皮紙に好きな色を着けます。
今回はアクリル絵の具で着色しました!

わざとムラを作ったりするのも、不思議な風合いが出て楽しいと思います。


完全に乾かしたら着色雁皮の完成です!

ここから刷りに入ります。


水を張ったバットに銅版を沈ませ、その上に雁皮を浮かべ、銅版で下から掬い取ります。
銅版に張り付いた雁皮の表面の水分をウエスで取り、刷り上げます。
雁皮刷りの技法を使って、部分的に色を付けることも可能です。
まだまだ表現の幅が広がっていきますね!

5月も終わって6月になりましたね。
今日から私たちのクラスは銅版から木版に移ります!
木版の良さもたくさんまなびたいです!