2010年8月18日水曜日

ART SETOUCHI 2010


毎日、毎日、毎日暑い日が続きますね。
やっぱり毎日うどんが食べたい、坂井です。

お盆休み、香川に帰省中
「瀬戸内国際芸術祭2010」
行って参りました!
暑い!熱い!あついー!汗まみれで、今回は、2日間の予定で
男木島、女木島、豊島の三つの島をめぐりました。

初日は男木島、女木島へ。
芸術祭の舞台となる七つの島への交通手段は、すべてです。

男木島の男木港で出迎えてくれるのは、ジャウメ・プレンサ作「男木島の魂」男木の波止場に人々が集う交流館として、半透明の建物を制作。屋根は、日本語ヘブライ語、アラビア語、ラテン語、中国語といったさまざまな文字に覆われています。


男木島は平地がほとんどありません。斜面に密集して民家が建ち並び、その間を縫うように細い坂道が通っています。石垣の塀を利用して作られた作品、谷山恭子作の「雨の路地」


香川県出身の川島猛作「思い出が集まる家」
島の美しさをた絶やさないよう、住民や訪問者が話をしながら、手紙やメモなど思い出のある紙を丸めて「思い出玉」を作り空き家の空間をインスタレーションしています。


坂道や細い路地が多い男木島では、オンバ(乳母車)が行き交うことに注目したオンバファクトリー」があり、住民が使用しているオンバを修理やペイント、カスタマイズを施して作品化しているプロジェクト。

そして、な、なんと実際に使用している、おばあちゃんに遭遇。
坂道もすいすい、階段なんかは片輪走行で走り去って行きました。
恐るべし、オンバ。



2日目、豊島。
ぐるりと周囲を一周するバスを利用します。
島の中腹から眺める海の景色は格別。


もとは公民館だった建物を利用した、塩田千春作「遠い記憶」不要となった家を解体した窓や扉を集めて通路をつくり鑑賞者は内部を歩くことができます。


大阪芸術大学豊島アートラボ「ノリとたゆたう。」閉鎖された海苔工場の屋内に小さな庭と縁側を設置。音響と映像を駆使した、体感型のインスタレーションです。


冷房の効いたひんやりした空気のなか、伸縮性のある柔らかい素材でできた庭での浮遊感、爆睡してしまいました。


心臓音に合わせて電球が点滅するインスタレーションを体感できる、クリスチャン・ボルタンスキー「心臓音のアーカイブ」希望者は自分の心臓音を採録し、作品の一部に使われす。


折角なんで、心臓音採録してきました!
フランスや日本など、5カ国以上で集めた心臓音を聞ける部屋もあり2005年から採録してきた1万を超える心臓音が永久保存されています。



ちなみに、検索で僕の心臓音もきけます。
検索ナンバーは0875

紹介した作品はごく一部です。決して、2日じゃ回りきれません!
まだまだ、沢山の作品が7つの島で公開されています。
是非、この夏は瀬戸の海を渡って「瀬戸内国際芸術祭2010」に足を運んでみて下さいね。

以上、あんなに汗をかいたのにちっとも痩せない坂井でした。

http://setouchi-artfest.jp/
瀬戸内国際芸術祭

「アートと海を巡る百日間の冒険」

開催期間

2010年7月19日(海の日)ー10月31日(日)
会場直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺
参加作家18の国と地域から75組のアーティスト、プロジェクト、16のイベントが参加
主催瀬戸内国際芸術祭実行委員会




版画コースの坂井

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