2010年6月19日土曜日

ワークショップ。


今日、版画コース2回生は実験的なドローイングをしました。

どんなドローイングなのかと言うと、みんなそれぞれ1つずつ物を用意して(もちろんどんな物かは内緒)、それをみんなで交換し、目隠しをして絵を描くという試み!
絵には欠かせないと思われる"目"を使わないドローイング。
意外と体力を使います。45分間でもなかなかへとへとになりました。

後で合評。ビデオに映ってる姿はそれぞれ滑稽に見えても、それこそがその人自身で、その人の潜在的な行動というか、そういった深いものにリンクしているのではないのかと私は思いました。

"見えている"ことに当たり前さを感じている自分に気づきました。その当たり前をひとつ奪うだけで、こんなにも不安でこんなにも難しい。

帰り道、
全ての物に色があってそれが見えるということがどんなに素晴らしいことかを再認識できた気がします。
"見る"という感覚についていろいろ考えたくなりました。
今日の体験を、私は"面白かった"とは言いたくないです。
とても不思議で、少し怖くて、不安で、実際に目が見えない方はどんな気持ちで描くのかというところについて私は考えさせられました。


今日はすごく
意味のあるドローイングができたのだと、私は思っています。


調べてくださったまるさん、ぞうさん、この時間を設けてくださった坂井先生、ありがとうございました。


長くなってしまってすみませんm(__)m



版画コース2回生の馬屋原

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