2010年6月18日金曜日

ブラインドドローイング大会

今日の2回生の授業はドローイング大会でした。
机を寄せて教室はいつもと違う風景です。
課題名は「ブラインドドローイング」
目隠しをしたまま持ち寄ったモチーフをシャッフルさせて手触りだけで描いていきます。


ドキドキして課題を待ちわびます。




みんなに見えないように回収したモチーフ達。
不思議なものまで入っていますねぇ。

まずは目隠しをして…


ぐるぐると回って自分の場所も解らなくします。

連れて行かれた場所と紙の位置もわからないまま、手探り手探り!


このモチーフは…なんじゃこりゃ!?
石田さんに当たったのはスライムでした。


何かわからないものを解ろうと、その感触や感覚をつかもうと手で触りながら形を追います

視覚のない状態でモノを感じて描く…


普段見えている状態では生まれてこない線やタッチが出てきます。


目では見えないモノの中身を探ろとみな必死に悩みます。


いろんな角度から…


あるいは音を聞いて


さてさて、終わって描いた作品とその時の様子を映像で確認です。
どれが自分のかはまだ本人たちもわかっていません。
映像を見ながら「えっ、こんなことしてたの私?」「なんじゃこりゃ~!」と驚きや笑い、そして不思議さを感じています。


普段しないこと、考えなかったこと、気付かなかったこと…
自分を主観的にそして客観的に見て、みんなはどう感じたのでしょう。
次に目を開けてモノを見て描くと、以前とは感じ方が変わっているかもしれませんね。

版画コース副手のぞうさん

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