2014年9月10日水曜日

直島研修旅行・初日

はじめまして、版画ブログ初登場の孔版4回生の萩原光季です。

8月もあっという間に終わり、9月になりました。
暑いのやら寒いのやら分からない時期ですが、体調にはお気をつけ下さい。


さて、9月2日から4日にかけて、ずっと楽しみにしていた香川県の直島に研修旅行に行きました。
大阪からバスで宇野港まで3時間、到着してからフェリーに乗り換え10分ほどで直島に到着。


港から直島町営バスにのり、今回宿泊するつつじ荘へ。
荷物をあずけた後、バスで農協前に行き、家プロジェクトにGO~

家プロジェクトとは直島、本村地区において古い家屋を改修し、アーティストが家の空間そのものを作品化したプロジェクトです。

家プロジェクトは六ヶ所あります。
一つ目は角屋
ここは、
宮島達男の作品があります。
外見は普通の家屋なのに、中に入ると真っ暗で、畳の一室の中央をくり抜いて、その中に水が張ってあります。
水の中には複数に散らばる数字が色とりどりに点滅していました。


二つ目は南寺
ジェームズ・タレの作品。
家屋の見た目はスタイリッシュで、中がどうなっているのか想像する事が出来ませんでした。
建物に入る前に、帽子や眼鏡落としてしまうとみつかりませんと、注意を呼びかけられました。
入ってみると目が開いているのか閉じているのかわからないくらい暗く、三分くらい経つと部屋の奥に映画のスクリーンの様な空間が見えてきます。
中の担当者さんによると、ブラックライトの薄暗い光を点灯しているらしいです。
室内の様子が見えてくる早さも人それぞれで、自分の視覚が試される作品でした!



私はこの南寺が、特に印象に残りました。
暗闇の中での視覚を使った作品は始めての体験だったので、
とても不思議な気持ちになりました。
室内のスクリーンの様な空間が見えてくるのも人それぞれという所も、楽しめる一つなのかなと思います。


三つ目は護王神社
杉本博司設計
鳥居をくぐると上階段があります。
上がりきると担当者さんがいて、人数を伝えると懐中電灯を渡してくれました。
コンクリートの建物の様な暗くて細い入り口があり、
懐中電灯で照らしながら奥に入ります。
すると奥にガラスの階段がありました。階段の下には水が溜まっており、
階段に光を当てるとキラキラしていてとても綺麗でした。
暗闇から出口に目をやると海が丁度見えたので、計算されているのだなと思いました。


四つ目は石橋
千住博の作品。
中はごく普通の民家の様でした。
入ってすぐに水墨画がありました。
奥の部屋には天井から壁一面に広がる滝の絵がありました。
黒色の綺麗なフローリングに反射し、部屋の入り口に立って見るとわかりやすいよと担当者さんが教えてくれました。
立って見ると確かに、滝が流れてるように見え、とても綺麗でした。

五つ目は碁会所
須田悦弘の作品。入り口を挟んで2つの部屋に分かれていて、一方の部屋には畳の上に木彫りの椿の花が飾ってあり、もう一方は何もありませんでした。
しかし、何もない部屋を背に庭を見ると、本物の椿が植えてあり、虚と実を表現している作品でした。


六つ目ははいしゃ
大竹伸朗の作品。歯科医院兼住居であった建物を、大竹伸朗さんが作品化したものです。
見た目はおもちゃの様な、今までの家屋とはガラリと印象が変わった作品でした。
二階建てで、中にトイレがあると思ったら自由の女神のオブジェがあったりと、
一階から二階が吹き抜けで何処から見ても楽しめました。


家プロジェクトを巡っている途中に歩いていると、塀に毛糸が貼られていて。。
よくみると人ですね。


歩いてるだけでも楽しめます^ ^

お昼ご飯は直島バーガー!!


嬉しそーな顔 !!
サワラのフライ入り!
タルタルソースととても相性が抜群!
それぞれ好みのトッピングをして美味しく頂きました。


二泊お世話になる宿のつつじ荘に帰って来てからは、少し休憩してからみんなで海に行こうとなったので海に行きました!

つつじ荘の前はすぐに海があります。



海に入っている人達は、沖にある浮き島まで泳いで行ったり砂浜で砂遊びをしたりと、各自それぞれ海を満喫しました。


夜ご飯はバーベキューです!
お肉や野菜、海鮮など盛りだくさん!
海を満喫して遊び疲れて腹ペコな私たちにはもってこい。。

日が落ちてからの、波音が聞こえる中でのバーベキューはとても贅沢でした^ ^
その日あった事など、各自それぞれ話しながら美味しく頂きました!

明日からは、それぞれが犬島、豊島、直島に別れてさらにアート作品を求めて移動します!
その後のレポートもお楽しみに!


シルクスクリーン4回生の萩原

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