2016年11月16日水曜日

TAKUZURI☆

こんにちは、二回生の前田です!
いよいよ本格的に冬が近付いてきました。
風邪やインフルエンザには気を付けてください!

今日はずっと版を彫る作業だったので特に新しい技法等の説明はなかったのですが、「拓墨(釣り鐘墨)」について教えていただきました。


拓墨というのは、彫り作業の途中で簡易的に刷りができる、言うなれば試し刷りのための道具です。
木版以外の版種は、試し刷りが楽しみの一つでした。
ですが、実際にインクを使って刷ってみるまで、現在どんなイメージになっているのかがわかりにくかったのですが、木版ではこの拓墨のおかげでとても簡単に試し刷りができます!


これは僕が今彫っている作品で、月をバックに吠える狼です。
試しに拓墨を使ってみます。使い方は版の上に適当な紙を載せ、その上から拓墨で擦るだけです!
鉛筆等でするフロッタージュと同じ要領です。


こうなりました。
彫りが甘い部分や修正箇所(月が真っ白になっていないなど)が一目瞭然ですね。
現在作業中の狼の毛の部分の表現が思ったよりも綺麗に出ていて嬉しかったです!

次の実習日で彫りを全て終え、更にその次で刷りに入る予定です!
ですので、気を抜かずにしっかりと頑張っていきたいと思います。


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