2016年11月24日木曜日

いよいよ多色木版!

こんにちは、2回生の岩崎です。
作業時間が終わりあったかい作業室から出る度に寒さが厳しくなってきたのを感じます。正直外に出たくないです…

さて、今日は一版刷り!

濡れた新聞の上に版木を置いて、摺る際に滑らないようにします
おとめのり墨汁を適量掬いとって版木の上に置き、刷毛で丁寧に混ぜ込みながらまんべんなくのばします
そして、紙を置いた上にあて紙をしてから、ばれんで擦ったあとゆっくりと紙を離して完成!

薄い和紙にさっそく刷っていきました。
正直、先生がお手本でしてくださった時凄く簡単そうだな…と思ってしまいましたが、とても大変でした。

のりと墨汁の量などで濃さや表情が変わり、思うような仕上がりにならなかったり。
最後に木目と垂直方向に刷毛を動かす事でベタ面などのムラをなくすそうです。
が、その時のちょっとした力加減がまたムラを生んでしまい、摺った際にその方向に線が出てしまったり。

紙の薄さや色でも刷った時の表情が異なっていて、それもまた面白かったですが難しかったです。
もう少し慣れが必要ですね。


授業の後半は先生が多色刷りの説明をしてくださりました。


主版と言われる輪郭線などが描かれた版に合わせて色の版を作る主版法
主な輪郭線はなく個々の色で構成される分解法

次はどんな作品が生まれるのでしょうか、


iwasaki


0 件のコメント:

コメントを投稿