2016年5月27日金曜日

田口です!!part 3

こんにちは、二回生の田口です!
最近は暑い日が続いてます。
少し早歩きすると汗ばむ毎日です、扇風機が欲しいです。

銅版画実習も残りわずかになってきました。


今、提出用の作品の製版に向けて制作をしています。
前に教えてもらった水張りをしました!
水張りをすると作品が引き締まって見えます。
版画ならでは!
同じ版ですが刷り方をインクで変えて刷ってみました!


そして、今日は雁皮刷りを教えてもらいました!
これは雁皮紙という和紙の上に刷る技法です、アクアチントや、細かなエッチングまで刷りとる事ができます
水を張ったバットにインクを詰めた銅版を沈め、その上に雁皮紙を浮かべて沈めた銅版で雁皮紙をすくい取ります。
ツルツルした方が雁皮紙の表なので、表を銅版側に向けます。
雁皮紙は水につけると伸びるので銅版の大きさより少し小さめに切っておきます。


すくい取ったら、綺麗な乾いたウエスで雁皮紙の水分を真ん中から外に向けて押さえながらとっていきます。
焦らずゆっくり、表面に水のてかりがなくなる程度拭き取ります。


この雁皮刷りは雁皮紙だけでは薄すぎるので、刷り終わった雁皮紙をさらに台紙に貼り付けます。
貼り付ける台紙はハーネミューレ(普段刷る紙)などを使います。
雁皮紙にのりを塗ります、これも真ん中から外に向けて優しく塗っていきます。
さきほど水分を取った時と同じようにウエスでのりを拭き取っていきます。


準備ができたら刷っていきます!
写真の粉は「タルク」です。
これで部分的に色をつける事ができます
今回はサンプル程度にパラパラと!


刷り上りはこんな感じです、普通に刷るより画面に和紙の色が出てくるので作品に良い味が出てきます。かっこいいです!
版画自体そうですが、特に雁皮刷りは、刷り、台紙への貼り付けを一度にやるので全ての用意が出来てから作業に取り掛かりましょう!

銅版画実習、最後は大きな版を作れるようなので楽しみです!

版画にはたくさんの魅力があるので、知らない事がどんどん出てきます。
残りの実習楽しんで作業をしたいです!


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