2016年5月18日水曜日

ゴシゴシ手直し

こんにちは!
今日は朝と晩がとても肌寒くてぶるぶる震えていた二回生の高野です(O_O)
今週は暖かくなるみたいなので嬉しいです!

さて、前回に作山さんが紹介してくれていた写真を銅版に転写する技法の手直しについて書きたいと思います。
私の作品の刷り上がりを見た時に、白い雪原と鶴の境目がイマイチよく分からなかったので境目を作っていきます!


白くするため朴炭を使います!
朴炭を切り分け、水に少し付けてからゴシゴシとひたすら擦ります!
そうすると炭の粒子が版面を細かく傷つけ小さな傷や黒い部分を白くしてくれるのです。
この時に携帯の元画像と刷り上がった物を見比べて慎重に作業をします。
また耐水ペーパーバニッシャーなども使って修正してゆきます。


版面を磨いた後に作品を刷ってみてOKだったので、もう一つの作品に移っていきます。
こちらは筆で腐食液を直接版面に塗るスピットバイト
その後にグランドを塗りエッチングをして腐食をするところですが…今日はここまでにしておきます(´-`)
では、みんなの進み具合を見ていきます~


こちらは田口くんの作品ですが、エッチングをした版にインクの乗せ方で表情を変えていますね!
ゴムベラだけだと、プレスした時に余分に乗りすぎたインクがグチャっとなります。
なので、ローラーで均等にインクを付けた後に、ゴムベラで見せたいところだけインクを落としていました~


春木くんは写真を転写させるシンナープリントを使っていますが、綺麗に転写できているので刷った時も服の細かなところが表現できていますね~


作山さんはスピットバイトをする前に、腐食させたくないところをマイネームなどの油性のペンでマスキングする作業を行っていました~!
油性のペンを使うとその部分だけ腐食されなくなります〜
とっても細かい作業を黙々としてました!
スピットバイトは腐食加減を間違えないようにしないといけないのが難しいです…


講評も近いのでラストスパートをかけて頑張っていきます!
以上高野でした~


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