2014年7月26日土曜日

長い戦い

こんにちは 2回生の松下です。
今回は石版によるリトグラフです。


リト=石という意味です。
なので私たちが今回から刷るのは名前通り本物のリトグラフになります!
天然石なので1つ1つが性質も形も違います


エスキースをしっかりと考え、先生との話し合いもじっくりしました。
描きたいものが沢山ありすぎイメージがまとまらなかったのですが、先生と話していくうちに画面構想のヒントをもらうことができました!


次は描画です。
アルミ版の時と同様にエスキースを弁柄を使って石に転写します。
ダーマト、溶き墨などの描画材を使いイメージを描いていきました。


そして ファーストエッチ(第一製版)です。
タルクとラズンを塗り込みアラビアゴムを塗りガーゼで拭き取りました。
この状態で放置することで化学反応が起こり、版が作られていきます。
そして1週間の期間をおいて セカンドエッチ(第二製版)をしました。


アルミ版ではアラビアゴムにリン酸を混ぜましたが石版は硝酸を混ぜます


硝酸アラビアゴムを石版に塗布すると石版との反応が目に見えます!
ぷつぷつした気泡が反応してることを表しています。


製版インクをしっかりとのせ、やっと刷りに入ります。


こちらは菊地さん。
刷りに挑戦中。

イメージ通りに刷れたようです!

私は思い通りに描けたつもりですが。。。セカンドエッチで硝酸アラビアゴムを強く反応させてしまい、イメージが消えてしまった部分もありました。。。
少し悔しい。
でも 無事に刷りを終えて満足しています!


版画コース2回生の松下

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