2012年1月29日日曜日

吉原英雄展に行ってきました!

1月13日。
この日はセンター試験準備のため、大学は午後からお休み。


こんな日は美術館へ!
版画コース2回生は、和歌山近代美術館へ「吉原英雄展」を観に。


安井先生も急遽参戦!


大学から2時間、和歌山県立近代美術館へ到着!


現地集合の風太くん、レオくん、一平くんとも合流。


学芸員の奥村さんにレクチャーをお願い致しました。
吉原先生は戦後日本の美術史に、 版画家として大きな足跡を残しただけでなく、関西の版画教育において大変尽力され、また多くの後進をそだてたお話など。



奥村さんの案内され会場へ。
会場入り口には巨大なリトグラフの作品が展示。
圧倒されました。




50年代からのリトグラフ作品から始まり、60年代の作品へ。
吉原先生の作品の印象がここでがらりと変化。
戦後関西のリトグラフのパイオニアといま評されるも、版画家になるには紆余曲折があったと実感。
銅版と石版という異なる技法を一つの作品に用いた緊張感あふれる作品には魅了されていました。




そして、さいごの部屋には「吉原英雄を囲む作家たち」作家としての流れだけではなく、吉原先生との交流のあった作家達の特別展が開かれていました。
版画制作を始めるに至った、デモクラート美術協会での瑛九泉茂との出会いから京都市立芸術大学で指導し、吉原先生の元から巣立った木村秀樹、山本蓉子、田中孝、中路規夫、安東菜々、出原司、吉原英里などの現在でも活躍中の版画作家の作品が展示されていました。




みなさん、今回の「版画コース和歌山ツアー」いかがでしたでしょうか?
少しでも多くの作品を観ることで、多くの影響を受けてください!

そして、お忙しい中丁寧な解説をしてくださった学芸員の奥村さんありがとうございました。

これもなかなか興味深い!
春休みを利用して、ぜひ行ってみてください!

「ホックニーのグリム童話」
Hockney's Fairy Tales of the Brothers Grimm
2012 年 2 月 11 日(土・祝)~3 月 25 日(日)


【休館日】月曜日
【開館時間】9:30~17:00(入館は 16:30 まで)
【観覧料】一般 500(400)円、大学生 300(250)円( )内は 20 名以上の団体料金
*高校生以下、65 歳以上、障害者の方、県内に在学中の外国人留学生(外国人就学生も含む)は無料
【ミュージアム・トーク】 2 月 12 日(日)、3 月 11 日(日)14:00 - 15:30

版画コースの坂井

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