2014年6月17日火曜日

フォトグラムとピンホールカメラに挑戦!

こんにちは! 2回生の田中です!


今回の授業では、フォトグラムとピンホールカメラを行いました!
フォトグラムとはカメラを使わずに、印画紙の上に直接物を置き、露光させて制作される写真作品です。 
露光の作業は、シルクスクリーンの部屋の奥にある暗室を使いました。
部屋を暗くした状態で明かりを一瞬だけ点けて、印画紙に像を写し取ります。
そうして印画紙を露光させたのち、現像、停止、定着と3種類の液につけます。


まず1番手前の現像液につけます。
すると徐々に像が浮かび上がってきます!これは何度経験してもワクワクします!
続いて真ん中の停止液に20秒ほどつけ、3つ目の定着液に3分ほどつけます。
そのあと水に浸して、乾かせば完成です!


ガーゼなどの光が透ける物を感光すると面白い写真が撮れました!
みんな全てが初めての作業だったので苦戦しながらも楽しんでいました!


続いてピンホールカメラについてです。
ピンホールカメラとは、レンズを使わずに針穴(ピンホール)を開けた箱を使い、その針穴から入る光を利用して印画紙に像を写し取る、原始的な仕組みのカメラです。


曇りや雨の日だと上手く撮影することが難しいのですが、当日は晴れだったので良かったです!
今回は、お菓子の箱のフタにピンホールを空け、内側に印画紙を貼って作ったカメラで撮影しました。


撮影方法はピンホールカメラを固定して、しばらく放置しておくだけですが、その放置する時間が、箱の厚みや、天候などによって変わるので、撮影をやめるタイミングが難しかったです。


撮影した印画紙をフォトグラムと同じ様に3つの液につけて現像します。


続いて乾かした写真を印画紙と向かい合わせて露光したものを、また3つの液につけ、ネガとポジを逆転させて完成です!


ネガからポジへ、写真も版画なのですね!
今回の授業を活かして次の作品に取り組もうと思います!

版画コース2回生の田中

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