2014年10月15日水曜日

メゾチント最終日!

こんにちは!
2回生の田中です!
今日はメゾチント最終日


ベルソーを使い、表面に細かい傷をつけ画面が黒くなるようにコツコツと時間をかけ目立てをしてきました。
バニッシャーで表面を磨いて描画するので、やり直しができません。
なので、いざ描画を始めるときは緊張します。


ベルソーで目立てをした版はきめが細かく、深く沈んだような黒い画面になります。
ハーフトーンコームで目立てをした版は直線の溝が幾重にも重なり、ベルソーとは違う荒々しさが出ます。
目立てをする道具が違うだけで、画面の雰囲気ががらりと変わるのが面白いと感じました。


メゾチントの黒は深く光を吸い込むような暗闇の画面を作り出します。
丁寧に作業すればするほど深い黒を作り出すことができます。


版面にインクを詰め込み、寒冷紗で丁寧にインクを拭き取ります。
プレス機に版をセットし、いよいよ刷り!
プレス圧を確認し、ゆっくりとハンドルを回します。
刷り上がりを確認する瞬間は何度経験しても、緊張とワクワクです!


これが僕の作品です。
暗い路地に街灯の明かりがあるイメージで制作しました。
自分の表現したかった深い黒になる目立てができましたが、街灯の明かりをもっと明暗を意識した描写ができればよかったと思います。


次の作品は更に大きい銅版を使っての制作
みんなで1枚の大きい銅板を切って、次の課題で使う銅板をゲットしました!

版画コース2回生の田中

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