2015年4月25日土曜日

新・版画2回生!

こんにちは!

いよいよ新年度が始まりましたね。
大阪芸術大学の美術学科は去年の冬から大規模な引っ越しがあり、版画コースも今年度から環境が少し新しくなりました。

現在、版画コースの2回生は6人。
編入生を1人迎えて、2回生から4回生まで合計24名で活動していきます。




今年度から2回生の授業は2クラスに分かれ、片方のクラスは銅・木版から、
もう片方のクラスはリト・シルクから授業が始まりました!

まず、銅・木版側の実習の様子を粟田さんがレポートしてくれました。




「初めまして
版画コース二回生の粟田です。


最初の版種は銅板から始まりました。

始めの授業は大きな銅板を決められたサイズに裁断し、やすりでプレートマークを作りました。
このプレートマークの作業は一回生の時にも行ったのですが、

以外となめらかな斜めにするのに時間がかかってしまいました。


その後、メゾチントの技法の一つ ルーレットという道具で

銅板の輝きがなくなるまでひたすら傷をつけていきます。

全体に濃淡がないよう少しずつ傷をつけていくのは、かなり根気と集中力が必要な作業でした。

なかなかまんべんなくできず難しかったです。
大変ですが、小さな作業一つ一つ丁寧にこなすことで良い作品に近づけていけるのではないかと思います。」






そして、リト・シルク側は佐古さん、小久保さんからのレポート。



「初めまして。版画コース2回生の佐古です。

今はリトグラフやってます。
不安もあるけど、とても楽しいです♪


2回生と4回生と留学生さんたちで「青」というテーマで制作しています。」




「初めまして、2回生の小久保です。

これがリトグラフモデルの第一号です!アデュラリアという宝石をモチーフに描きました。いかがでしょうか?」



アルミ板に描画するだけでなく、紙に描いた原画をシンナー転写したり、
最終的に製本して生徒同士で作品を交換する計画を立てたり等、
作業手順に苦戦しつつも、なんとか一版目を刷り上げていました。

新年度は始まったばかり。版画の生徒たちが1年かけて様々な技術を学び、どんな作品を作るのか、これから楽しみです。


版画副手・田中

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