2014年11月7日金曜日

大きくなった。

こんにちは 2回生の松下です。
今回の銅版課題は、前回切った大きな銅版に挑戦します。


いつもより二回りぐらい大きいので、のびのびとエスキースが描けるのですが、小さい版を作るのが好きな私にとっては、挑んだ事のないサイズで、イメージを考えるのに頭を悩まされました。



皆エスキースで頭を悩ませている中、田中くんは前回の課題でドライポイントという
腐食せずに直接ニードルで描く技法が気に入ったようなので、早速これを取り入れて制作に取り掛かっていました。


藤本さんや菊池さんは、とりあえず版下準備。
プレートマークをゴシゴシゴシゴシと金ヤスリで削り中。




いつもより大きいので プレートマークをつけるのも、グランドをひくのも一苦労です。
ウォーマーで銅版を温め、ローラーで均一にグランドをひくのがこれまた難しい・・・。


アクアチントの松ヤニを振りかける行程も大変です。
松ヤニを版にふりかけた後に版を温めながら、松ヤニが版全体に定着したかどうかを注意して見なければなりません。

私は今回、アクアチントをしない方法で作品を完成させようと作業中です。
それぞれが違うスピードで課題を進めているので、皆どんな作品に仕上がるのか楽しみです。

版画コース2回生の松下

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