2014年11月16日日曜日

リトグラフ多色刷りは楽しいけれど複雑!

多色刷りはエスキースが大変!
二回生の菊地です。


今回は版への描画からファーストエッチまでの行程を終えました!
その時の様子をお伝えします!!

今回のリトグラフの課題は多色刷り!
版ごとにずれがないよう注意しながら、見当をカッターでけがき、版の周りをアラビアゴムで縁取り、無駄な描画材で汚れないように保護します。

ベンガラシートで下書きを転写し、4版重ねた時の色の具合を意識しながら描画します。

私は、補色として対になる色を2色重ねることで暗い色を表現したかったので、描画の位置と描画の強さには特に気をつけました。

版を複数枚作った上で、ずれないようにするのは難しいですが、ここで失敗すると後が大変です…


ファーストエッチでは、描画材にタルクをかけて保護し、ガーゼで薄くした
アラビアゴムで少しずつ時間をかけて反応させます。


前回は描画が薄い・繊細な部分をリン酸アラビアゴムで強く反応させました。
今回はセカンドエッチまでの時間に余裕があったので、普通のアラビアゴムだけを使いました。


ここまででもかなりの時間がかかっていますが、リトグラフはここからが労力のいる作業なので
気を抜かずに頑張ります!



版画コース2回生の菊地

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