こんにちは、孔版4回生の西川です。
下を向けば鼻が垂れる苦しい毎日を送っています。
上を向いたって涙がこぼれるんですがね。スキヤキ!
ではなく花粉症。
今日は私の好きな作家を紹介したいと思います。
それはユーリー・ノルシュテインそのひとです。
<展覧会図録「話の話ーロシア・アニメーションの巨匠 ノルシュテイン&ヤールブソワ」(株式会社イデッフ 発行)>より
彼はロシアのアニメーション作家(Director:監督)で、 妻であり原画担当であるフランチェスカ・ ヤールブソワとアニメーションを制作しています。
その作品はガラスを重ねて奥行きを作り、 平面的な物を立体的に見せるという彼独自の技法が使われています 。(言葉では伝わりにくいと思うので、 ぜひ後に紹介している動画をご覧下さい。ただし、 ネット上の動画は劣化していて迫力に欠けている、 ということを頭に置いておいてください。)
彼の作品はキャラクター、背景、 そしてなにもない空間にさえも温もりや戦慄といった雰囲気が感じ 取られます。
私は彼の作品集のDVDが欲しかったということもあり、 この夏に高知県立美術館で行われていた展覧会へ足をのばしました 。(が、手に入りませんでした。 早々に売り切れてしまったそうです。)
まだ福岡、 栃木と巡回がありますので興味を持たれた方は是非どうぞ。
彼の作品はどれも短い物ですが、その過程を垣間みる事ができる( しかも日本で!)貴重な展覧会です。
話の話ーロシア・アニメーションの巨匠
ノルシュテイン&ヤールブソワ
<神奈川会場>
2010年4月10日~6月27日神奈川県立近代美術館葉山(h ttp://www.moma.pref.kanagawa. jp/public/HallTop.do?hl=h)
<高知会場>
2010年7月18日~9月26日高知県立美術館(http:/ /kochi-bunkazaidan.or.jp/~ museum/)
<福岡会場>
2010年10月16日~11月28日三菱地所アルティアム(h ttp://artium.jp/)
<栃木会場>
2010年12月11日~2011年1月23日足利市立美術館( http://www.watv.ne.jp/~ashi- bi/)
展覧会に行けない、ノルシュテインを知らない、 そんな方のために動画を貼っておきます。
パート9までありますが、 全部観る根気のない方はパート2までで十分だと思います。 彼のメッセージを聴いてください。
ユーリ・ノルシュテイン日本を行く Part1/9
版画コース孔版 西川
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