暮れも押し迫ってまいりました。
みなさん、忙しくされている事と思います。
いまだに、年賀状を書いている坂井です。
12月11日京都へオープンスタジオUZUMASAに行ってきました。
オープンスタジオ UZUMASASの記事
http://openuzu.exblog.jp/i2/
京都の太秦周辺にある、三つの共同スタジオによるオープンスタジオが行われていました。普段、制作に使用しているスペースで作品を展示し、一般公開しています。
こちらは、ウズマキ・ウズイチスタジオの模様です。
作家の制作場所が公開され、壁には各作家の作品が展示されていました。
ギャラリーでの展示とは違い、作家の制作プロセスなども壁に貼られたエスキースや、画材などから読み取られ、ポートフォリオを見ながら直接話ができるのはオープンスタジオならでは。
そして、次のスタジオへと移動。
こちらは ウズマキ・ウズイチスタジオから徒歩15分のライトスタジオ。
ライトスタジオは5人の作家が使用しています。その中のメンバーに2008年版画コース出身、大学院卒の輪田幸さんが制作しています。
高い天井と、大きな窓そして一階からはリフトを使って作品を運べるなど、個人のアトリエではありえないスペース。
このスペースで夜遅くまで制作しており、他の作家からも刺激を受けとても良い環境だと言っておりました。
制作と環境そして作品は、とても密に繋がっています。
共有のスペースで個の仕事を考えること、大学の実習室も同じだと思いました。
2010年もあと少しで終わります。
版画コースのみなさん、一年を振り返って制作をする場所を改めて考えてみてはどうでしょうか?
版画コースの坂井