こんにちは、二回生の前田です!
今日は雨が降ったせいで寒さが尋常ではなかったですね・・・。
さて、しかしどれだけ気温が低くても作業はしなければなりません。
今日からはいよいよ「水性インクでの多色刷り+油性インクを用いた凸版」の作業に入っていきます。
僕が今回描くことにしたのは、5億2500万年前に地球に存在したというアノマロカリスです。目がぱっちりしていてかわいいですよね。
それはさておき、僕はこの作品も前回の多色刷りと同様に「主版法」で制作していきます。
主版となるのはアノマロカリスの輪郭や最も暗い部分の陰、背景の黒を描いた版で、そこに燻んだ黄緑の版を重ねます。そして最後に油性インクで背景の岩肌を表現します。
岩肌を表現する方法は様々ですが、僕は版の上にボンドで砂粒を固めたものを使うつもりです。
しかし、この時砂粒のうちどれか一つでも大きすぎるものがあると、その部分しか刷ることができなくなってしまうので注意だそうです。
砂粒をボンドで固めたものの例。これを刷ると・・・
こんなふうになります。程よく大きさがばらけているのが魅力的ですね。
最後に、岩崎さんと古田さんの作業風景!
お二人とも作品の線が細くてきれいです。完成が楽しみですね。
時間がおしてきているので、このままだと冬休みにもこの作業をしないといけないかもしれません・・・!!
後期は今週で一度打ち切りですが、張り切っていきましょう。
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