こんにちは。
夏が来ましたね!
暑さはもちろん、外の匂いとか景色も夏を感じるようになりました。
今日は明日のギャラリーツアーに向けたレクチャーです!
今回の企画者、案内役のアートライターの藤田千彩さんが版画コースに来てくださいました。
美術作品、アートを体験する場所として公共の美術館だけでなく、街には沢山のギャラリーがあります。
「作品は作った後どうなる?」という質問から、作品発表の場"ギャラリー"のお話がはじまりました。
ギャラリーには作家が自らレンタルして展覧会を行なうレンタルギャラリーや、ギャラリーが展覧会企画、販売するコマーシャルギャラリーなど大きく分けて2つの展覧会形式があるお話や、キュレーターが好みの作家の展示をしたり、作家自らが企画、運営などを行うオルタナティブスペース、そして企業が運営するギャラリースペースなど、展覧会、ギャラリーといっても様々です。
そして、最近よく耳にする作家がアトリエを公開するオープンスタジオなど、時代により作品の見せ方も変わりつつあります。
次に国内のビエンナーレ、トリエンナーレ、アートフェアのお話をしていただきました。ビエンナーレやアートフェアの展示会場も様々で、六甲山を舞台に展示が行われる「六甲ミーツアート」やホテルを舞台に作品を展示する「ART NAGOYA」「ART OSAKA」のお話をしていただきました。
国外に目を向けると、世界最大級の「ベネチアビエンナーレ」や、アジア最大の「アートバーゼル香港」など世界各地で行なわれている、アートイベントのお話などをお聞きする事が出来ました。
まずは美術館、ギャラリーなどで展覧会情報を集めて足を運ぶ事。
そして、美術史、美学などの知識も必要だとも!
美術とは趣味判断!(好きか嫌いか)その為の理屈が必要よ!!
難しい話のような気もしましたが、早くギャラリーを巡りたくなるお話でした。
明日のギャラリーツアーが楽しみです!!
版画コース2回生の浅原