色々思い出してみると、入学当初、絵を描くのが怖くて書けなくて戸塚先生に泣きながら相談した記憶がありました。
私は絵についてちょっとしたトラウマがあるので、芸大に入ったは良いが上手く絵と向き合えないことに最初苦労しました。
でも、今はそれを忘れるくらい絵を描くことに楽しみを感じています。
そう思ったら、この2年弱で私は色んな人と出会い、色んな人の作品を見て、微かにでも進歩できているんじゃないかななんて自負してしまったりします。
世界から見ると一握りだけど私の目で見た人達は膨大で、日々色々考える私にすごくヒントになることをたくさんおっしゃって下さいました。
本当に感謝しています。版画コースだからこその出会いも、すごく感じます。
他のコースはどんな感じかちょっとわかりませんが、版画コースは人と人との距離が近いような気がします。
だからこそ、出会う人達の作品だけじゃなくその人自身を感じることが出来るんじゃないかと、そう思ったりもします。
私は描くことをただ"描く"というより、描くことは"自分と向き合うこと"に感じます。
作品は自分自身とリンクしているものですし、形が残れば、それは軌跡にもなりうると思います。
だからか、私は最近作品に対してすごく優しく扱うようになりました。
自分の子供かというくらい、愛おしく感じる時があります。
自分の中でなにかが変わり、さらに進歩しようとしているように思うのです。
もっと成長したいと、よく思います。
もっと柔らかく繊細に、作品と関わっていきたいなーって、思ったりします。
上手くは言えないのですが、最近こんなことを思ったりして描いたりしています。
こんな所からですが、本当に感謝しています。
だらだらと長文失礼しました。
版画コース2回生の馬屋原
0 件のコメント:
コメントを投稿