こんにちは、最近凹版の魅力に目覚めた杉本です。
5月11日、梅田のHEP、8階で催されている、川島小鳥写真「未来ちゃん」を見てきました。
とても心動かされた展示だったので、レポートをさせていただきます。
5月10日から17日まで催されている
私は、twitterやすでに見に行かれ方の感想を聞き、翌日見に行きました。
入場料は学生200円という安さ!(大人300円)
いざ入場。
すると会場内は未来ちゃんのハッとさせられる豊かな表情で埋め尽くされていました。
未来ちゃんの表情は愛らしさを感じるとともに、驚きを与えてくれます。
なぜ、こんなに感情を思うままに表現できるのか。
目からすさまじいパワーを感じました。
未来ちゃん本人は意識していないかもしれませんが、強く印象に残る身体表現を無意識にしているように感じます。
風景とともに未来ちゃんの姿が記憶に焼きつきます。
おどける未来ちゃん、泣く未来ちゃん、笑う未来ちゃん。愛おしさがあふれます。
直に未来ちゃんに接しているように感じさせてくれる、温かく息吹きを感じる川島小鳥さんの写真。
枚数を見ているうちに、私は自分の小さなころの記憶がよみがえってきました。
たぶん、私の小さなころもこんなに生命力にあふれ、鮮やかで鋭く、あたたかな日々を過ごしていたのだろうな。
本当に小さなころに無意識に押した記憶のシャッター。
未来ちゃんの写真のシュチュエーションと同じではないけど、類似する写真を見るたびによみがえる思い出。喜び。
涙がこみ上げてきました。
このように強く人を揺さぶる、自らを表現する未来ちゃんと、その未来ちゃんの輝く瞬間を撮る川島小鳥さんを尊敬します。
この展示を見て、改めて写真の持つパワーを認識しました。
アクセスの良い場所なので、ご都合よければ会期中に見に行かれてはいかがでしょうか。
元気になれると思います。
つたないレポートでしたがお付き合いいただきありがとうございました。
では、ありがとうございました。木版3回生杉本でした。
版画コース3回生の杉本